
ふとした瞬間に、つい漏れ出てしまう無防備な行動や言葉づかい。そのせいで周囲を驚かせてしまい、穴があったら入りたくなるほど恥ずかしくなった経験はありませんか? この記事では、自分や家族が引き起こした「トホホ」なエピソードを3つ紹介します。
★関連記事:「しちゃったかな?」夜中の授乳中、助産師の声に冷や汗…産院で起きた恥ずかしい失敗【体験談】
顔から火が出る思い

きれい好きな友人の家に、私たち夫婦を含めた数人でお呼ばれして、お泊まりすることになりました。私は夫に「友人の家をなるべく汚さないように、特にお手洗いや洗面所などの汚れやすい場所は気を付けて、きれいに使うようにしてね」と念押ししていました。というのも、夫には以前から「立って用を足す」ことに強いこだわりがあったからです。
けれど到着して間もなく、夫がトイレに行った際、「ジョボボボ!」という大きな水音がリビングまで響いてきたのです。友人宅は壁が薄いとはいえ、まさかここまでとは思わず、私は顔が熱くなるほど恥ずかしくなりました。
リビングに戻ってきた夫に視線を送っても、本人は知らん顔。その直後、友人が無言で掃除道具を持ってトイレへ向かった姿を見て、申し訳なさと気まずさでいっぱいになりました。
明らかな音とにおいに
さらに、友人宅のトイレには「使ってね」と言わんばかりにスプレー型の消臭剤が目立つ位置に置かれていました。みんながそれを使う中、夫だけが使用する気配もなく、便をした後には下水の配管の故障を疑うほどの強烈なにおいがトイレ付近に漂っていました。
私は慌てて「スプレー使って」と小声で伝えましたが、夫は笑いながら「便は臭くて当たり前だろ。友人からスプレーを使ってほしいなんて言われてないし、そんな神経質になるなよ」と一蹴。笑っているのは夫だけで、周りは明らかにドン引きしていました。
その後も何度か同じような集まりはあったようですが、私と夫が呼ばれることはなくなりました。友人の判断は当然だと思う一方で、少し寂しさも感じました。
◇◇◇◇◇
呼ばれた側だからといって好き勝手に振る舞って良いわけではないと思います。自分の考えや習慣があったとしても、その場の空気や相手の価値観に一歩寄り添う気持ちがなければ、誰かを傷つけたり、信頼を失ってしまうこともあるのだと痛感しました。
著者:遠藤ちよ/30代女性・主婦
イラスト:マメ美








