
40代、50代を迎えた女性たちの多くが直面する、白髪や抜け毛といった髪質の変化。プロの美容師はどんな提案をし、同世代の女性たちはどう向き合っているのでしょうか。3人の体験談から美髪への道を探ります。
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人より白髪が少ないのが自慢だった私

もともと白髪は人より少ないほうだった私も、アラフィフともなるとさすがに白髪が気になり始めました。でもあるとき、ヘアカラーでおしゃれがしたい! と思い立って美容師さんに相談したところ、アラフィフにはいろいろと制限があることがわかりました。
私は同年代の人より白髪が少ないようだと気が付いたのは40代前半のころ。3歳下の妹が「しょっちゅう白髪染めばかりで嫌になっちゃう」とぼやいたのを耳にして、「え、40歳そこそこでもう白髪染め?」と驚いたのがきっかけです。私はアラフォーの間は白髪に悩んだことがなく、担当美容師さんからも「白髪少ないですよね」と言われるほどでした。白髪染めとは無縁で、ずっとファッションカラーのみでも困ったことはありませんでした。
ただ、さすがにアラフィフになるとそうはいかなくなり、美容師さんからも「ファッションカラーに3割ほど白髪染めを混ぜると、白髪が目立ちにくくなりますよ」とアドバイスされて、そのようにうまく白髪をごまかしてもらっていました。
そんなあるとき、髪色チェンジに興味が湧いた私。ちょうど気分転換もしたかったので、早速いつもの美容師さんに相談してみたところ、白髪混じりのアラフィフには意外な難関があることを知りました。
髪色を明るくしたいと思ったけれど…
金髪のように明るくするなら黒髪もブリーチで色を抜くので問題ないのですが、「髪色全体のトーンを明るく」というリクエストでは、現在のように「3割の白髪染めで黒っぽく白髪をごまかす」ことが難しくなるのだとか。たしかに、白髪染めは白髪を黒っぽく染めるので、それと「髪色全体を明るくする」ことは矛盾するのだと知ってショックを受けました。
白髪混じりのアラフィフが、髪色全体を明るくするのは難しいのだと身をもって知った私。そういえば同世代を見ても、髪色を明るくしている人はハイライトを入れて部分的に明るくしているか、思い切って全体を金髪にしているかといったパターンがほとんどだと気が付きました。しかも私はパーマをかけているため、ハイライトのように部分的に明るくすることは難しいのだそうです(部分的にカラーを入れると、その部分にパーマがかかりにくくなるとのこと)。
思わぬハードルに直面した私は、髪色を一気に明るくするのは諦め、引き続きファッションカラーに白髪染めを3割混ぜつつ、そのファッションカラーを少しずつ明るくしてもらうことにしました。そうすると少しずつ白髪も黒っぽく染めながら、何回かに分けて少しずつ全体のトーンを上げていくことが可能とのことです。
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白髪があることで、自由自在な髪色チェンジが難しくなることを知って、最初は少しショックでした。それなら白髪のない若いうちに、もっと明るい髪色を楽しんでおけばよかったという気もしましたが、過ぎたことを悔やんでも仕方がありません。今後は白髪と共存しつつ楽しめる髪色を探っていきたいと思います。もっと白髪が増えたら、思い切って金髪にしてみるのもありかも! と考えたりもしています。
著者:ナカムラ アキノ/40代女性・40歳で再び独身に戻った、バツ2シングルマザー。30代まではボディラインにも肌にも自信あり。40代初期はプロポーションを褒められたり、そこそこモテたりでいい気になっていたが、40代半ばになり加齢の現実を徐々に目の当たりにしている最中。
イラスト:sawawa








