
私はごく普通の会社員です。彼女のA子とは、仕事終わりにファミレスで食事をしたり、休日に近場へ出かけたりする、そんな気取らない付き合いを続けていました。ところがある日、彼女の態度が急に変わり始めたのです。きっかけは、幼なじみのB太でした。
★関連記事:「貧乏な人はちょっと…」合コンで見下され追い出された私。翌日届いたメッセージが人生を変えたワケ
彼女の思惑は?
ある日、A子とファミレスで食事をしていると、彼女が突然こう言いました。
「この前一緒にいた人って、あなたの幼なじみのB太くんだよね?」
どうやら街で偶然見かけたらしく、やけに詳しく聞いてきたのです。B太は私の幼なじみで、大手企業に勤めるエリート。仕事もできて見た目も整っているため、昔からよく目立つタイプでした。
するとA子は、「今フリーなんだよね? 友だちに紹介したいんだけど」と、いつになく食い気味に聞いてきました。
私は少し違和感を覚えつつも、「かなり仕事中心の生活だから、付き合う人は大変だと思うよ」とやんわり伝えました。それでもA子は引き下がらず、B太の所属部署や年収など、根掘り葉掘り聞いてきました。最初はただの興味本位かと思っていましたが、聞いてくる内容は仕事や暮らしぶり、お金のことばかり。
私は次第に違和感を覚えるようになりました。正直、その時点で「友だちに紹介したいから、いろいろ知っておきたいの!」というA子の言葉は建前だろうと薄々感じていました。
出張中に届いた違和感のある連絡
数週間後、私が長期の出張へ出ていたときのことです。A子からのメッセージが徐々にそっけないものになってきました。
さらに、何げないやりとりの中で、「B太くんって本当にすごい人だね」「やっぱり大企業勤めって違うんだね」といった言葉が何度も出てくるようになったのです。
そしてある日、決定的なメッセージが届きました。
「ファミレスでデートするたびに、正直ちょっと価値観違うかもって思ってた」
「将来を考えるなら、もう少し安定した人のほうがいいかなって思ってる」
その瞬間、すべてを察しました。私は冷静にひと言だけ「A子の気持ちがわかってよかったよ」返しました。








