
義実家には夫だけが帰省し、それが当たり前になっていました。最後のお別れのとき、「どうして来てくれなかったんだ」と夫が電話口で涙ながらに声を荒らげるのを聞き、胸が締めつけられる思いがしました。そのときの自分には、返す言葉が見つからなかったのです。
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訪問しなくなった理由
私は近畿地方の出身で、夫は九州の出身です。結婚当初は年に1、2回、家族で九州へ帰省していたのですが、娘が中学生になると、帰省は夫だけになりました。
義父母は穏やかで、私に対して不満を口にすることもありませんでした。そのやさしさに甘えてしまい、「そのうち行けばいい」と私は次第に足を運ばなくなっていきました。
夫の涙と義父母の最期
結局、私は義父母の葬儀にも出席しませんでした。そのとき、夫から初めて涙ながらに怒られました。
後日、老人ホームにいた義母の最期の姿をスマートフォン越しに見たとき、自分のしてきたことの重さを実感しました。直接会うこともなく、きちんと向き合うこともしなかった現実が胸に残りました。








