
40代、50代になると肌の悩みも増えてきます。今までと同じスキンケアでは変化が感じられないことも。そうしたときに発想を転換し、独自のお手入れ術を見つけた3人の女性の体験談を紹介します。
★関連記事:「肌がくすんでいる!?」40代のスキンケアに必要なのは…私が試したケア方法は【体験談】
ワセリンで肌がしっとり!?

私の場合、くすみ、シワ、たるみといった年齢肌に直面し、これはなんとかしなくては!とお手入れ方法の見直しを図ることにしました。暇ができると、お小遣いをはたいてエステに通い、新しい化粧品を試した20代。しかし、努力というのはそんなに長続きしないもの。お手入れが不足したときは、慌てて高い効果のある高価な美容液を買い求めることになります。
そんなことで、化粧品棚は常に選手交代した商品が乱立、しかも高価であるため捨てられず、瓶やケースで混雑していました。
とある本で、基礎化粧品を使わないスキンケア法というものを知りました。その本には、肌本来の健やかさを保つこと、お金の節約になることがメリットとして書かれていました。肌の状態が整って、同時に化粧品の一掃もできそうだと思い、恐る恐る試してみました。
すると案の定、甘やかしていた乾燥肌があらわになり、肌がピーンと突っ張ってしまいました。これは私にとって急激な方法だと感じ、挫折しそうになりました。ですが、さらに読み進めると「ワセリンなら乾燥したところに塗っても良い」と書いてありました。
そこで乾燥した肌に塗ってみることに。
ワセリンは皮膚表面に膜を張って水分の蒸発を防ぐ役割をしますが、角質層まで水分を補給するものではないため、インナードライが強い場合は事前の水分補給が重要だそうですが、私の肌の場合は以前より保湿されていたようでした。子どもの肌には天然素材で安心なワセリン、大人には高価な美容液という私の中の価値観を取っ払った瞬間でした。
夜はベタつくけれど、朝には…
今までの基礎化粧品、美容液の代わりに、お風呂上がりにワセリンだけを塗ってそのまま寝ることにしました。寝るときにはかなりベタついた肌になっているのですが、朝起きると比較的サラッとしています。さらに、朝の洗顔時の感想は、「え? ツルツルした気がする!」というものでした。
今まではモチモチ感はあったものの、ツルツル感はあまり感じたことがありませんでした。ちょっと新しい感覚というか、ベタつかず、でも乾燥していない、サラッとした感覚です。顔だけでなく、年齢が出やすい首にも塗ってみましたが、肌が保湿され、前よりふっくらしたような気がしました。
◇◇◇◇◇
この方法は化粧棚の整理にも役立ちました。私の場合は安全に感じられ、十分に保湿されている気がして、しかも低コストで時間短縮にもつながったので、とても満足しています。これからも夜ベタベタ、朝にツルツル習慣を続け、すっきりした化粧棚を持続したいです。
監修/久野 賀子先生(PRIDE CLINIC 医師)
PRIDE CLINIC 院長。長年にわたり大手美容クリニックで通常の美容皮膚科診療だけでなく、新入職医師の指導や、VIP対応などをおこなっている。それらの経験を通じ、気軽に先進的な治療を受けていただける、自由で明るいクリニックを目指している。
【久野先生からのアドバイス】
ワセリンは肌質によってはとても良い保湿ケアになりますが、注意点もあります。乾燥肌の方や「インナードライ」と呼ばれる肌の内部が乾燥しやすいタイプの方は、かえって乾燥や肌荒れが悪化することがあります。そのため、ワセリンを使うときは、①自分の肌に合うか少量で試してみる、②使用後にかゆみや赤みが出たら中止する、③状態が改善しないときは皮膚科に相談する、といった点に気を付けると安心です。
著者:戸倉ゆい/40代主婦・夫、娘の3人暮らし。40代からワークライフバランスを見直し、ステキなアラフィフを目指して現在ライター修行中。








