
ドライバーは安全運転を徹底すべきだと多くの人が理解していながら、実際には日々どこかで事故が起きています。この記事では3人の運転トラブル体験談を紹介。身近に潜む危険を振り返るきっかけにしてみてください。
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危機感のない夫に怒り爆発!

ある日、仕事から帰宅すると、警察から夫宛てにはがきが届いていました。まったく身に覚えがなく、夫からも何も聞かされていない警察からの突然の便りに戸惑った私。
ドキドキしながらはがきを開くと、そこには「出頭通知書」と書いてありました。初めて目にする出頭通知書に、私の頭は真っ白。内容を確認すると、県外の高速道路でスピード違反をしており、その管轄の警察署に出頭するよう書かれていたのです。
それから約30分後、何も知らない夫が「ただいま~!」とのんきに帰宅。早く事の経緯を知りたい私は、「これは何?」とはがきを見せました。
すると「え!? 何これ!?」と半笑いで反応してきたのです。その返しにイラっとした私は「いや、何じゃないでしょ! これどういうこと!?」と聞くと、「いやぁ……いつだろ。わからない」とすっとぼけた様子に完全に怒り爆発。
すると夫は、「仕事で県外に行った帰りだと思う……」とひと言。「だと思うって何? なんでそんなにあいまいなわけ? 警察に止められたんじゃないの?」と聞くと、「もしかしたらオービスかも……」とのことでした。
オービスとは、速度違反を自動で撮影・記録する速度違反自動取締装置のことです。速度違反を検知した際に光ることがあるとされていますが、夫はその場では気付かなかったようです。
どこか他人事のような夫にイライラした私は、「だから何回も気を付けてって言ったじゃん! もし人を巻き込むような事故起こしたらどう責任取るつもり!? 危機感がなさ過ぎるからもう運転するな!」と一喝しました。
罰金6万円に30日間の免許停止処分
ここからの問題は、県外の警察に出頭しなければならないということ。ちょっとの距離で行けるような場所ではないため、出頭通知書を送ってきた警察署に相談するように言いました。
翌日、夫がその警察署に連絡すると、最寄りの警察署に変更することができたのです。
指定された日時に警察署に行った夫は取り調べを受け、調書を作成されることに。オービスで撮影された写真にははっきりと自分の顔が写っており、その事実確認をされたそうです。その他にもどうしてこの場所にいたのか、スピードはどのくらい出ていたのかなどの質問をされたとのことでした。
警察署に出頭した後日、裁判所から出廷通知書が届きました。指定された日時に簡易裁判所に出廷すると、裁判官にさまざまな事実確認をされ、夫は聞かれたことに対してすべてウソ偽りなく答えたそう。そこで罰金6万円と30日間の免許停止処分が決定したのです。
罰金6万円を支払った夫に、運転の仕方を改めるよう再度注意しました。すると後日、指定された日時に免許センターへ行き、免許停止手続きをおこなうようはがきが届いたのです。
車を運転できなければ仕事にならない……と、ようやく事の重大さに気付いた様子の夫。しかし、はがきによると、夫の場合は免許停止日数が30日だったことや、過去に免許停止などの前歴がなかったことにより、短期講習を受講すると成績によっては免許停止日数を29日も免除してもらえるとのこと。
ただ、それには当時1万3千円ほどの講習代がかかりました。お灸をすえるためにも、30日間の免許停止処分を受けたほうがいいのでは? とも思いましたが、車がなければ仕事に支障が出るため、講習を受けさせました。
そして講習を受けた夫は、停止日数が29日短縮されました。ただし、講習当日は停止期間中のため、当日は運転できないとのことでした。
◇◇◇◇◇
私はこのような交通違反をしたことがなかったため、多額の罰金が科されるだけでなく、スピード違反の程度によっては刑事手続きの対象になることがあると知り、驚きました。今回のスピード違反がきっかけで、夫は今までの運転の仕方を改めるようになり、慎重な運転を心がけるようになりました。そして、私自身も運転の仕方を改めるきっかけになったのです。
著者:知念ヒナ/30代女性・日々変わりゆく体型の変化に悩んでいる元アパレルVMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)のWebライター。活力になっているものはアイドルの推し活。
イラスト:へそ








