
おしゃれにも興味が湧き始めた、中学生のころの経験です。クラスメイトから向けられた、一見すると心ない指摘にも思える言葉は、30年近くたった今でも私の教訓になっています。
★関連記事:「私の体からにおっている?」外出中に気付いた独特な異臭の原因を家でくまなく探した結果
おしゃれをしたいけれど許されない環境
中学生になると、私の周りにはとてもおしゃれな子がいました。親の理解がある子は、服装やメイク、香水まで取り入れて、大人顔負けのおしゃれを楽しんでいたのです。
とはいえ、中学生は原則としてアルバイトもできません。親の理解がなければ、そうしたアイテムを自由に買うのは難しい状況でした。
私の家では親が厳しく、今思えば考え方も少し極端なところがありました。「おしゃれをすると成績が落ちる」という理由で、そうしたことは一切認めてもらえませんでした。さらに、おしゃれな子たちと遊ぶことにも、あまり良い顔はされませんでした。
母のドレッサーから拝借することに
それでも、私は諦めきれませんでした。おしゃれな子たちは、クラスの中でも目立つグループにいたからです。どうにかしてその輪に入りたいと思った私は、ある朝一つの行動に出ました。
登校前、こっそり母のドレッサーに向かい、そこにあった母の香水を自分の制服に何プッシュも吹きかけたのです。香水の使い方も、適量も知らなかった私は、「これで自分もおしゃれなグループの一員になれるかもしれない」と、軽く考えていました。








