
家族が体調不良で寝込んでいたら、体を気づかったり、ゆっくり休めるよう配慮したりする人も多いでしょう。ところが、妊娠中や産後、生理中の体調不良について夫の理解が得られず、心ない言葉をかけられることも。3人の妻たちの体験談を紹介します。
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体調に合わせて選んだ働き方

私は、個人事業主の夫を支える形で、事務関係の仕事を手伝っています。3人目の妊娠中に起きたある出来事をきっかけに、私の夫への向き合い方は大きく変わりました。
もともとは一般企業で正社員として働いていましたが、2人目の妊娠・出産をきっかけに体調を崩しやすくなり、退職しました。その後の働き方を考えた末、時間の融通が利くという理由から、多少の不満には目をつぶり、夫の事業を手伝う道を選びました。
退職後、外で働く選択肢も考えましたが、当時の私にとって「自分の体調に合わせて動けること」は何より大切でした。家族の生活を支えるためにも、夫の仕事を手伝うことが現実的だと感じていたのです。
多少の負担や不満があっても、「家族のため」「今は仕方ない」と自分に言い聞かせながら、その日々を続けていました。
3人目を妊娠してからは、さらに体調が安定しなくなりました。時々、おなかが張るような痛みを感じ、そのたびに横になって休んでいました。
私は、夫が私の体やおなかの中の子どものことを気にかけ、無理をしないよう声をかけてくれるものだと、どこかで期待していたのだと思います。
かけられたのは、気づかいではない言葉
ある日、おなかの痛みに耐えきれず横になっていると、夫は私の様子を見てこう言いました。
「そんなんで仕事間に合うの? いつまでに終わるの?」
その口調には、焦りといら立ちがにじんでいました。私が「いつ行けるかわからない」と答えると、夫は「じゃあ、もういいわ」と言い残し、足早に部屋を出ていきました。
私や子どもを気づかう言葉は、その場にはありませんでした。その瞬間、私は「期待していた自分が間違っていたのかもしれない」と感じました。妊婦がおなかの痛みを訴えれば、少なからず心配する人もいるはずです。けれど、夫の関心は、あくまで仕事の都合に向いているように思えました。
それ以来、私は夫に対して、必要以上の期待をしないようになりました。自分の体と、子どもたちの命を守れるのは、結局のところ自分自身だと感じたからです。
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体調が悪いときは無理をせず、しっかり休むこと。子どもたちの様子を見ながら、できる範囲で日々を過ごすこと。今はそれを大切にしながら、子育てと向き合っています。以前のようにすべてを背負い込むのではなく、自分の心と体を守る選択をしながら、前に進んでいきたいと思っています。
※妊娠中のおなかの張りや痛みには、生理的なものだけでなく、受診が必要なものもあります。休んでも治まらない、痛みを伴う、出血があるといった場合は、かかりつけの産婦人科に連絡してください。
著者:春月凛/40代女性・主婦
※AI生成画像を使用しています







