マンガ家・イラストレーターの和田フミ江さんが、喉元の違和感をきっかけに甲状腺腫瘍が見つかり、検査や手術、結果待ちの日々に向き合った体験マンガ。
ある日、喉元の出っ張りが気になった和田さん。総合病院の医師から甲状腺にできた腫瘍について「手術で摘出する方針になる」と説明されました。医師から、甲状腺の手術後に声がかすれたり、出しにくくなったりする場合もあると聞いた和田さん。怖いと思うと同時に、今の自分の声がとても大切に思えました。
最初はレンタルするつもりだったけれど…
和田さんは、手術前に受けた穿刺吸引細胞診(せんしきゅういんさいぼうしん)で痛みを感じ、手術が怖くなって落ち込んでしまいました。
心電図検査、CT検査、血液検査のほか、麻酔科医師からの説明などもあり、入院前にも何度か病院へ足を運ぶ必要がありました。それと並行して、入院生活についての案内も受けました。

私の母は何度か別の病院に入院したことがあり、入院グッズのレンタルを利用したときに「持ち物が少なくなるし、洗濯も必要なくて便利だった」と言っていました。
それを覚えていたので、私もレンタルするつもりでいたのですが、土壇場になって「レンタルしなくてもいいのでは……?」という気持ちがむくむくと湧いてきました。
結局、レンタルしないことにしました。
しかし、実際に入院してみると、パジャマはずっと着ているので毎日替えたいし、血などで汚すこともあり、洗濯するのはおっくうでした。
また、持参したタオルもかなりかさばりました。捨てるつもりで古いものを持って行ったのに、病院では捨てることができませんでした。
こんなことなら、素直にレンタルすればよかった……。
私のバカ〜!
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入院や手術には費用がかかるため、入院グッズのレンタルをちゅうちょしてしまう気持ちも自然なことかもしれません。とはいえ、実際に入院してみると、洗濯や荷物の管理だけでも思った以上に負担になるもの。和田さんの体験から、費用だけでなく、入院中の過ごしやすさも含めて考える大切さを感じました。
監修/鷲尾有司先生(わしお耳鼻咽喉科 院長)
日本耳鼻咽喉科学会認定専門医、日本アレルギー学会認定専門医。大阪市立大学医学部卒業。大阪市立大学大学院医学研究科外科系専攻を修了し、通年性アレルギー性鼻炎に対する免疫療法で医学博士取得。2011年に兵庫県西宮市に「わしお耳鼻咽喉科」開院。
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