
義両親の振る舞いに「何か失礼なことをしたかな?」と不安になったり、モヤモヤしたり。ただ、その違和感の正体を突き詰めればちょっとした思い違いがあっただけ……ということも。この記事では義両親の行動の裏にある心理に迫った、2人の体験談を紹介します。
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義実家に手土産と手紙を渡していた

私たち夫婦は隣県から引っ越してきました。もともと住んでいた隣県には、義実家や夫の勤務先の本社などがあります。そのため、月1回程度のペースで夫は隣県に出張をし、その際には義実家にお世話になっています。
夫が義実家へ帰る際には、いつも料理じょうずな義母が腕によりをかけた晩ごはんを作ってくださいます。そのお礼と、私が一緒にごあいさつできない非礼をわびる意味も込めて、毎回気をつかわない程度の手土産を夫に持たせていました。
また、物だけ持たせるのも気が引けるため、必ず毎回ちょっとした近況報告を兼ねた手紙を添えていました。
しかし、夫はきちんと渡してくれているようなのですが、これまで手土産に対してのお返事をいただくことがありませんでした。持たせたものがお口に合わなかったのではないかとか、実際に会ったときには明るく和やかに接してくださる義両親に嫌われているのではないかなど、悪い想像ばかりが頭の中で膨らんでいました。
夫に聞いてみると…
私はついに、夫に思い切って「お父さまとお母さまは、喜んでいらっしゃった?」と聞いてみました。すると夫は「とても喜んでいたし、その場で食べていた」「手紙についても”あの子は手紙を書くのが好きなのね”と笑顔で読んでいた」と言うのです。
思ってもみなかった返事にとても驚きました。そして「実際にお話をしたり、感想を伺えていないから、お口に合ったか心配だったんだよね」と、自分の胸の内を話してみました。
それについても夫は「同封の手紙で近況報告がされているから、電話をつなごうという話が出なくなってしまうんだよね」と、これまた私にとっては衝撃的な返事をくれました。
私はこれまで、礼儀として手紙を書いていたので、好きだから書いているとか、電話をつなぐ機会を奪っているなどという認識は一切なかったのです。同時に、実際会ったときと同じように、私のことをやさしく見守ってくださる義両親の顔を思い浮かべて、嫌われているのではないことに深く安心しました。
◇◇◇◇◇
たしかに、贈り物には一筆を添えることが一般的かもしれません。しかし、その一般的な見方に固執してしまうと、自分の中でも余計な心配が増えてしまったり、相手の気持ちを見誤ったりする大きな原因になることを学びました。
人の気持ちは目に見えないからこそ、人それぞれの表現方法があるということをしっかりと胸に留め、心持ちを新たにこれからも夫や義実家と仲良くしていきたいと思います。
著者:磯辺みなほ/30代女性・ゲーマー。発達障害持ちの夫と2人暮らし。大変なことも多い中、それ以上にネタと笑顔にあふれる毎日を送っている
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