こじらせた私が母になる。
ぐりさんは子ども時代、お母さんとの関係で悩んでいました。家庭は貧しく、お母さんはぐりさんを連れて一家心中をしかけたほど……。また、お母さんはいつもぐりさんを怒ってばかりで、子どもながらにお母さんに嫌われていると感じていました。そんなぐりさんも母親になりました。「良いママ」になりたい。けれども壮絶な子ども時代を過ごしたぐりさんにとって、それは簡単なことではなかったのです――。
完結