「お母さん、さくちゃんは今とても危険な状態です」「今すぐお父さんを呼んでください!」。看護師さんの信じがたい言葉を聞き、頭が真っ白に……。
高度治療室に運ばれたさくちゃん。ただただ、娘の無事を祈ることしかできなくて……。
自宅に戻ると、不安が押し寄せ…
「さくちゃんは今、肺炎になっています」
「いつまた急変してもおかしくないです」
娘は、たくさんの器具や点滴につながり、人工呼吸器をつけていた。
炎症の値が下がったら、心臓の緊急手術をするという。
さくちゃんのいない自宅に戻ると、不安がどっと押し寄せ、涙が止まらない……。
「小学生になって、中学生になって、大人になるさくちゃんが見たい」
どうか生きていてほしいと涙を流したママ。願いが届きますように……。
監修/助産師 松田玲子
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