Instagramでフォロワー4.8万人超えのユキミ(@yukita_1110)さん。2015年生まれの息子さんのママです。
敏感な「きったん」を育てるユキミさんの体験談マンガをご紹介します。
「HSPがHSCを育てています」第17話
前回健診にて、「我が家の息子の癇癪大丈夫ですか?」と。
なら結果は……
「じゃあこの癇癪はいったいどこからきているのだろう……。」
と、どこか宙ぶらりんな気持ちである。息子の育児に対する悩みはまたふりだしに戻った。
それに加えてさらに……。
「お母さんがリラックスすることが大事!」
「ゆったりしていたら子どもも穏やかになる」
保健師さんからさらに課題を命じられた気分である。しかしリラックスって言ったって……。
無理~!!!!
そもそもこんなに泣いたりしなかったら、私だって穏やかでいられるよ!!
ちなみに、息子はおんぶが大嫌いだった。
昔ながらのおんぶ紐や、抱っこ紐がおんぶ紐に変わるタイプも使ってみたがどれも背中をのけぞって大暴れ。
おんぶ、できん。
「首がすわったらおんぶ」
「おんぶができれば家事がラクよ~」
なんて先人の知恵がこれまた使えなかった。
おんぶ、できん!!
息子が1歳半までの今日、手探りだがなんとかやり切ってきた毎日。しかしイヤイヤ期という壁に当たり、自分の力だけでは育児が限界になってきた。頼りにしていた1歳半健診も、欲しいアドバイスがもらえなかった。
「じゃあ何でこんなに泣くの?」
「何がそんなに気に入らないの!?」
その疑問は消えないまま、また孤独な育児の道にひとり迷子になった。
今まで頑張ってきた授乳、おむつ替え、寝かしつけ。抱っこして泣き止むなら、いくらでも頑張れた。
でも、1歳半の息子が泣いている理由はもう、そんな単純なものじゃない。息子は抱っこしてほしくて泣いているんじゃない。
与えるだけの育児じゃ、息子は泣き止まない。
じゃあ私にはもう頑張る手段がないじゃないか。母にはなにもできることがないじゃないか。1年半なんとかやってきた育児。1年半張り詰めていた緊張の糸が、ここへきて千切れようとしていた。
そんな息子との日々に限界が近づいてきた、ある日のことである。ちなみに、この日のことは今でもよく覚えている。
お昼にうどんを作った。おんぶで暴れる息子を背負いながら作ったうどんである。
普段はうどんに息子がなんとか食べてくれる具を入れ、多少だが栄養バランスに気を配る。そして「具はいらん、うどんだけ欲しい」なんて言いたそうな息子を終始盛り上げ豆腐やワカメ、しらすやニンジン入りのうどんを食べさせる。
が、この日は私にそんな元気はなく……。
確実に息子が機嫌よく食べる素うどんを用意した。
なのに……!!
息子は泣きだした。
今日は疲れてるからと、あえて息子が好きな素うどんを作ったユキミさん。が、その配慮もむなしく、「ちあう、ちあう、ちあうぅぅぅ!!」と泣きだすきったん。
「何がそんなに気に入らないの?」
「毎日毎日何でそんなに泣くの!?」
ユキミさんのイライラもMAXに!
次回、イライラが極限状態のユキミさんは、とうとうあることをやってしまいます。
ユキミさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
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現在中1の長女が幼かった頃を思い出しました。ホント辛かった。家族は育児は母親がと言った感じだったので誰にも相談できず。まぁ相談しても解決することはなかったので相談することがなくなったんですが。一人目だし他の子と比べて見る機会があまりなかったのでみんな状況は同じと私も思ってたんですよね。6年前に3人目が産まれて発達障がいの疑いありと言われ支援に繋がってから色々勉強してやっと子育てを楽しめるようになりました。
2人目は偏食が酷くて1歳過ぎるまでほとんど食べなかったんですけど、乳幼児健診で相談した時にほめれば食べますよ。って言われた時は“えっ、この人なに言ってるの?”って感じでした。今では笑い話ですが当時は谷底に叩き落とされた位のショックを受けました。