医師に「子宮ポリープがあります」と告げられ!?
2人目の出産を終えて3年目を迎えたある日、以前より医師から「1年ごとに健診にきてください」と言われていた志保さん(37歳)は、婦人科を受診。その流れで経腟超音波検査を受けたところ、医師から「あ〜……5〜6mmほどの子宮内膜ポリープのようなものがありますね」と、まさかの宣告が飛んできたのです! 「良性か悪性かわからないので手術しましょう」とのことで、あれよあれよという間に手術が決まりました。
子宮内膜ポリープの切除は、「子宮鏡下(しきゅうきょうか)手術」と呼ばれる方法でおこなわれるとのこと。子宮鏡下手術をおこなう際は、まず子宮内部に液体を注入して子宮を膨らませ、膨らんだ子宮内部に向けて子宮の入り口から内視鏡を入れ、子宮内部をモニターで観察します。その後、モニターを見ながら、子宮内膜ポリープなどの病変を電気メスで切開し、摘出します。おなかに傷ができず、術後の回復が早いことが子宮鏡下手術のメリットです。
手術に対して不安を抱いた志保さんですが、出産時にお世話になった顔馴染みの医師が手術を担当してくれることになり、少しだけホッとしたそう。
志保さんが最も気になったのは、人生初となる全身麻酔の効果でした。確かに、麻酔の経験がない方は「手術中に起きることはないのかな? 本当に痛くないのかな?」と不安に思うかもしれませんね。だからこそ、少しでも不安や疑問があるときには、事前にしっかりと麻酔科の医師や執刀医に確認しておいたほうがよさそうです。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子
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