急いで病院へ向かい診察を受けると、医師からは「クローズですね」という言葉が飛び出しました。しかし1時間後、助産師さんが再びママぺいさんを診察すると、子宮口が4cm開いていたため、入院することが決定!
さらに、最終的には子宮口が5cmまで開いていたので、麻酔科の先生を呼んで注射を打つことに。その後、時間の経過とともに麻酔の効果を認識し始めたママぺいさん。医師は麻酔が効いているのを確認すると、一旦病室を出て行ったのでした。
痛みに無敵になったママぺいさんに助産師さんは「ママ、ジンパ(人工破膜)しちゃうよ」と声を掛け、破水させることに。次にベッド変形させると、出産時の呼吸の仕方を丁寧に教えてくれたのでした。
「おなかの張りってどういうこと?」いまいちピンとこなかったけど…
(……おなかの張り?)
(あ! NST見ながらやればいいか!)
今ひとつピンと来ていなかったママぺいさんに、
助産師さんは口を開きます。
「じゃあいきますよ~。
大きく吸ってー吐いて―。イキむ!!」
「目は閉じないで!!」
その後も助産師さんの指示通り、
呼吸を繰り返しイキんでいると、
「ママ、めっちゃいい感じ!」褒められたママぺいさん。
そして、会陰切開が終わると、大きな波が!
「ママこっち見て頭出るよ! もうイキまないで!」
(はっ! こっち!!)
ママぺいさんは状況を理解すると、
すぐに目線を下げるのでした。
ママぺいさんは初産ということもあり、最初は呼吸やイキむのを戸惑いながらおこなっていましたが、何度か繰り返して感覚を掴むと、助産師さんに褒められるまでになってよかったです。いよいよ赤ちゃんとの対面まであと少しなので、待ち遠しいですね。元気な赤ちゃんが生まれますように!
監修/助産師 松田玲子
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