気配を消して休む夫にイライラ…
休日に家族4人で出かけた大きな公園。最初こそはしゃぐ子どもたちと一緒に夫も遊んでいました。しかし1時間も経つと、夫は疲れたのか無口に。そして隙を見つけてはベンチに座り、勝手に休憩。少しして戻ってきてくれれば良いのですが、夫は娘が呼びに行かないと戻ってきません。
そして次第にベンチから動かなくなり、ついに完全にひとり休憩タイムに。そんな夫を見て私はイライラ。夫が休んだら私は子ども2人を相手にしなければいけないし、そもそも私だって休みたいのです。けれど、子どもたちの相手が優先だと思い、見て見ぬふりをしていました。
遠くから娘が叫んだ言葉にパパ赤面
少し遊んでいると娘が「あれ? パパは?」と言います。見るとさっきのベンチにいません。どこかに移動したのかな?と思い、娘に「ちょっと探してきてみたら?」と提案しました。
娘はてくてくと公園内を歩いていき、少し歩いたところで日陰のベンチに移動した夫を発見。すると娘は公園中に響く大きな声で「パパいたー! まーたスマホ見てるー!!」と叫びました。
娘の言葉に思わず吹き出してしまった私。夫はベンチから娘の元へ駆け寄り、「見てない見てない!」と大慌て。恥ずかしさから顔を赤くして「声が大きいよ!」と娘に言っていました。
言うまでもなく、その日パパはスマホを封印。公園から帰るまで子どもたちと思い切り遊んでいました。毎日仕事で疲れている中、休日に子どもたちの相手をするのは大変だろうとは思います。しかしそれは私も同じ。娘の言葉はパパの行動を変えるのに効果てきめんでした。
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イラスト/森田家
著者:山口花
田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。