ついに3回目の妊娠！二度の流産を経験して知った大切なこととは… #1年半で3回妊娠した話 5

仕事を辞めると決めたけれど、頭をよぎるのは「子育てにはお金が必要」ということ。出産手当・育休手当としてもらえるお金を考えると、うしろ髪がひかれる思いです。

それでも「仕事を辞めたい」と上司に打ち明けたあゆみまるさん。理解ある上司に、極力体に負担のかからない働き方を提案され、仕事を続けることを決めました。

最初の妊娠から1年3カ月後のこと、あゆみまるさんは3回目の妊娠をしました。仕事を続ける条件として上司が提案してくれた「妊娠がわかったら、翌日から休んでよい」という約束通り、安定するまで仕事を休むことになりました。

2回目の妊娠では不安が先行し、妊娠を喜んだり成長を信じてあげたりすることができず、後悔していたあゆみまるさんは、今度こそ「おなかの赤ちゃんは無事大きくなる」と信じることを誓ったのでした。

「二度あることは三度ある」と思うと悪い事ばかり考えてしまいますが、「三度目の正直」と思うと、今度こそ！と思えるのではないでしょうか。妊娠中は不安もたくさんあると思いますが、不安な気持ちは赤ちゃんにも伝わると言います。あゆみまるさんがそうしたように、信じることが大切かもしれませんね。

監修／助産師 松田玲子