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「あの子が勝手にやってる」子どもの前で自分を守る発言ばかりの母。話にならない…!? #三男が学校で初めて泣いた日 25

「三男が学校で初めて泣いた日」第25話。安田ふくこさんの三男・ケイくんが小学2年生のときのお話です。ある日、ケイくんは小学校の敷地内で、同じクラスの女子・Sさんの兄に、「Sにひどいことをしたんだから、ごめんなさいを言ってよ」と身に覚えのないことで謝罪を求められ、泣かされてしまいました。実はクラスの女子・Aさんが、ケイくんの発言を歪曲してSさんに伝えたことで誤解が生じていたのですが、その事実を担任の先生がSさんの母に説明しても、聞く耳を持ってもらえなかったそう。

ふくこさんが、Sさん家族のことを知るママ友に話を聞くと、Sさんの兄がふくこさんの家の前の靴屋でアルバイトをしていたことが判明。ふくこさんの夫がSさんの兄について靴屋の店長に尋ねると、「外で品出しをしながら、安田さんのお宅を見ていたのかも。警察に言ったほうがいい」と助言されました。

学校側には、必要なときにはSさんたちと距離を置かせてもらうようにお願いしたものの、校長先生はこの期に及んで、
「ケイ君だけ……というわけにもいかないので」
「Sさんのお兄さんも、きっと妹を思うやさしさから、行動を起こしてしまったと思うんです」
と、Sさんの兄をフォローするような発言ばかり。
きれいごとを並べて、今回のトラブルを穏便に収めようとするのでした。

 

さらに、校長先生が呼んだという教育課の支援教育部のマネージャーからは「大人同士なんだから話し合いをして仲直りを」と言われ、校長先生と同様、穏便に済ませたい魂胆が見え見えなことに、ふくこさんはがっかりしてしまいます。

 

そんな中、偶然なのかSさん親子がふくこさんの目の前に現れました。

あまりの衝撃に、ふくこさんの心臓は大きく鳴り響きますが、「親の私が怯んでどうする」と自分を鼓舞して……。

 

自分を守ることしか考えてない…

 #三男が学校で初めて泣いた日 25

 

 #三男が学校で初めて泣いた日 25

 

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 #三男が学校で初めて泣いた日 25

 

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 #三男が学校で初めて泣いた日 25

 

 #三男が学校で初めて泣いた日 25

 

今後、ケイくんがまた被害に遭わないようにするためにも、あえて冷静に話し合いを試みようとしたふくこさん。

 

しかし、Sさんの母は「あの子が勝手にやった」「私は頼んでいない」「私は注意しました」と自分を守ることしか考えていない発言ばかり。保護者でありながら、Sさんの兄を見捨てるような発言を続けるのでした。

 

話し合いをしようとする相手が、自分の非をまったく認めずに、否定ばかりしてくる人だとしたら、校長先生たちの言うように穏便に解決することは難しいですよね。

 

経験豊富な先生方が隣にいたものの、「大丈夫ですよ!」「話し合いましょう!」と言うだけで、特にフォローをしてくれることはなかったようです。第三者として話し合いに参加するのであれば、両者がいる中で事実関係を確認したり、双方の言い分を冷静に取りまとめたりするなどしてほしいものですね。

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター安田ふくこ

    2007年生まれのハル、2011年生まれのツトム、2014年生まれのケイ、男の子3人の育児に奮闘中の母。Instagramやブログで、三兄弟との日常を中心に家族のことを描いています。

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