メグさん一家と関わる中で、だんだんと猫が好きになったさおりさん。ついに子猫のリリーを家族に迎えたのでした。
メグさんの家に入り浸ってまりんと遊んでいたまさおくんも、これで家には来なくなるかと思っていたメグさんでしたが、少し経つと再び頻繁に遊びに来るようになります。リリーのことを尋ねても「知らない」とひと言……。
それを聞いたメグさんがリリーの身を案じていたとき、まさおくん一家の引っ越しが決まりました。
こんな性格の猫だったなんて!
メグさんが心配していた通り、子どもたちがリリーのお世話をしたのは最初だけ。父親からかわいがられている様子はなく、さおりさんもリリーを疎ましく思っていました。
こともあろうに引っ越し先はペット禁止! もし新しい家に移るのであれば、リリーを連れて行くことはできません。
しかし、まさおくんと弟はリリーと離れたくないと言います。築浅で部屋数のある社宅に引っ越したいさおりさんは、「リリーは連れていけない」と子どもたちを説得するのでした。
ペットを迎えるには、家族全員の合意や適切なしつけが必要です。しかしどちらもできていなかったさおりさん。最初だけかわいがり、今になってぞんざいに扱うのは、あまりに無責任といえますね。命がある限りお世話をする覚悟を持ってほしいものです。
-
前の話を読む6話
迷い猫はママ友の飼い猫だった!その姿を見て胸がざわついたワケとは… #飼えなくなった猫を押し付けるママ友 6
-
次の話を読む8話
「猫を飼ったのはあなたのせい!」責任をなすりつけるママ友→引っ越すための決断 #飼えなくなった猫を押し付けるママ友 8
-
最初から読む1話
飼い猫がママ友の子を引っ掻いた!そのときママ友が言い放った一言に呆然… #飼えなくなった猫を押し付けるママ友 1