4年生になり、水泳を頑張っているすみかさん。夏の大会への出場が決まりましたが、プールへ飛び込めるか、水面に頭から飛び込むなんて怖い……と不安になります。「怖いよね〜」とすみかさんの気持ちに寄り添ってくれる友だちの言葉を聞いて、みんなも初めは怖かったんだ……みんなに追いつきたいから頑張ろ!と前向きな気持ちに。そして、大会当日を迎えます。
不安を抱えつつ迎えた大会当日
大会当日。今日まで飛び込みの練習ができず、そして競技中の注意事項を聞いて、失格になるのでは…‥と不安になるすみかさん。みんなが応援してくれる中、いよいよスタートのときを迎えます。結果、失格にならずに泳ぎ切ることができました。
そして、仲間のことを全力で応援する水泳部のみんなを見て、私も応援したい!という気持ちに。このとき初めて、自分の家以外の場所で大声を出せました。この日を境に声を出すことへの抵抗がなくなり、合唱も怖くなくなります。
その後、プールの飛び込みにも挑戦したら、コツをつかんで上手く飛び込めるように。5年生になると、他の子と同じ練習メニューをこなせるようになります。夏は学校の水泳部とスイミングスクールの両方で泳いでいましたが、冬の間はスイミングスクールのみ。水泳部が恋しくなるすみかさんでした。
水泳部に入って素敵な仲間と出会い、表情や性格が明るくなってきたすみかさん。応援している仲間の姿に感化され、自分も応援したい!と思うようになりますが、声援の力って大きいですよね。大きな声を出せずに休んでいた音楽の授業も参加できるようになり、すみかさんの成長を実感しますね。
-
前の話を読む19話
水泳大会に出場決定!?泳ぐのは好きだけど大きな不安に襲われて… #癇癪持ちの気持ち 19
-
次の話を読む21話
母娘のバトル勃発!?誕生日プレゼントで意見が割れて大波乱!!そして… #癇癪持ちの気持ち 21
-
最初から読む1話
「この子は育てるのが大変そう」自分の内面に悩み続けた幼少期の記憶 #癇癪持ちの気持ち 1