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「一人の時間を楽しんだら」娘とお出かけしてくれる夫。ふとした疑念を抱いた数週間後、衝撃の事実が明らかに…!

リアル修羅場トーク系人気YouTubeチャンネル『ぴっとく』から、「娘を使って不倫していた夫の末路」を紹介します。

陽子(ようこ)と琢磨(たくま)は共働きの夫婦。幼稚園年長の娘・ユミと3人で暮らしています。家のことをすべて陽子任せにしていた琢磨ですが、最近は育児に積極的で、ユミとでかけることも増えていて――?

理想的な家族

以前は家事も育児も一切手伝わなかった琢磨。しかし、鬱憤の溜まっていた陽子に一喝され、その後は育児に積極的になりました。

 

そんな琢磨は今日もユミと遊園地へお出かけ。一方、仕事が忙しくなってしまった陽子は、休日もユミの面倒を見てくれる琢磨に感謝しています。

 

「最近お出かけが多いんじゃない?もっと家でゆっくりしてもいいんだよ?」という陽子に対し、「俺が陽子に甘え過ぎていたんだ」「ユミに小学校で友だちができたら休日に一緒に遊んでくれなくなるし」と返す琢磨。

 

ユミとの思い出をたくさん作りたいという琢磨に、陽子は家族旅行を提案します。行先はユミの行きたいところにしよう、と計画を立てる2人はまさに理想的な夫婦なのでした。

 

​ふとした疑念

数週間後――。

 

陽子の仕事が落ち着いた途端、帰りが遅くなった琢磨。新しい取引先の担当になってしまったからだと言います。せっかく自分の仕事が落ち着いた矢先に今度は琢磨が忙しくなり、陽子はなかなかうまくいかないものだ、とため息をつきます。

 

陽子は、ユミのために在宅での仕事を考えていることを琢磨に打ち明けました。しかし、琢磨は「せっかく今までがんばってきたんだから、そのまま仕事続けた方がいいよ」ともう少し考えることを促すのでした。

 

そして、琢磨はその週の土曜日もユミと出かけるつもりだと陽子に言いました。陽子は「久しぶりに家族で出かける?」と尋ねますが、琢磨は「実家に来ないかって言われてるんだよな……」「せっかくだから陽子は1人の時間を楽しんだら?」とあまり気乗りしない様子。

 

家の中のことが十分にできていないことを気にしていた陽子は、琢磨の言葉に甘えて、1人で家に残ることにするのでした。

 

琢磨に感謝している陽子は、「前は平日毎日遅くて不倫してるんじゃないかって正直怪しんでた」と軽口をたたきます。すると、「ごめん、心配させて」「大学の同窓会で集まったときに、みんな俺よりも立派に見えて、仕事頑張らないとって焦ってたんだろうな」と反省を見せた琢磨。

 

お互いに支え合っていこうと約束する2人ですが、ふと思い立った陽子は最近のユミの様子について琢磨に尋ねました。ユミの元気がないように感じていたのです。しかし、琢磨は「ユミも少しずつお姉さんになってきてるんだよ」と軽く受け流すのでした。

 

娘<<<不倫相手

そして、土曜日――。

 

「今みんなで夕飯食べてるから」

「団らん中に電話してくんなよ」

「は?娘は今集中治療室にいるんだけど」

 

琢磨と一緒に義実家へ帰っていたはずのユミは、交通事故に遭って救急車で病院に搬送されていたのでした。

 

「実は煙草が切れてちょっとコンビニに……」「ユミがそばにいないからとっさに嘘ついた」としどろもどろの琢磨。病院に来ようとする琢磨を、陽子は「来なくていい」と突き放します。

 

ユミが救急車で運ばれたのは約1時間前。事故に遭った場所は義実家の近くの公園のそばでした。さらに、陽子は義母から「夕方から来るって言ってたけど、いつ来るの?」「琢磨に連絡が取れない」という連絡を受けていたのです。

 

「ユミを1人にした理由はなに?」という陽子の詰問に、返事のできない琢磨。琢磨を見限った陽子は「もういい。やっぱりあんたなんて来なくていいよ」と告げたのでした。

 

数日後――。

 

ユミの様子をうかがうため、おそるおそる陽子に連絡を取った琢磨。今日から食事を摂れるようになり、あと数日で退院できると聞いた琢磨は安堵しますが、ユミを失いかけた陽子の怒りは収まりません。

 

実は、琢磨はユミと出かけると言って、不倫相手と遊んでいたのです。先日の遊園地も不倫相手が一緒。今回はユミが「1人で遊んでる」と言ったため、琢磨は自分の両親が帰ってくるまで公園に置き去りにしたのでした。

 

 

近頃ユミの元気がなかったのも、琢磨が原因でした。「パパのお友だちのことはママには内緒、話したらママと離れ離れになる」と言い、ユミに嘘をつかせていたのです。そして、ユミは不倫相手と一緒にいる父親を見ること自体も苦痛になっていたのでした。

 

正直にすべてを打ち明け、謝罪したら許してもらえると思っていた琢磨。しかし、陽子は離婚を突き付けます。不倫はもちろん、不倫相手のことを優先してユミの命を危険に晒した琢磨をどうしても許せなかったのです。

 

――その後。

 

陽子と琢磨は離婚し、ユミの親権は陽子が手に入れました。琢磨の不倫相手は大学の同期の女性で、同窓会で再会して意気投合。しかもW不倫だったため、琢磨はユミの養育費に加え、不倫相手の旦那にも慰謝料を支払わなければならなくなってしまいました。

 

一方、陽子は自分の実家の近くに引っ越し、在宅の仕事に切り替えて、両親と義両親の助けを借りながらできるだけユミの心のケアに努めています。

 

 

娘を使って不倫相手と会っていた夫。さらに、娘の命を危険に晒すなんて、到底許せることではありませんね。ユミの心の傷が一日でも早く癒されますように。
 

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