病院での出来事がトラウマになってしまったものの、夫や花雲先生、市役所の社会福祉課に相談し、寄り添ってくれる人々の言葉によって少しずつ元気を取り戻していったもっつんさん。タクくんの未来のために再び病院へ行こうと決心し、花雲先生に別の病院を紹介してもらうことになりました。
しかしそんな中、花雲先生が3月に別の学校へ異動するというショックなニュースが!
もっつんさんは仕事だけでなく不妊治療のための通院もあり、忙しく過ごしているうちにあっという間に3月になって……。
通常学級での授業参観はこれで最後?
タクくんの落ち着きのない様子に、申し訳なさ・虚しさ・怒りなどの感情が入り混じる授業参観。しかし、通常学級での授業参観はこれで最後かもしれないと思うと、寂しいような苦しいような、複雑な感情になったそうです。
そして懇親会のあと、親身になってくれた担任の成田先生と久しぶりに話せたもっつんさん。成田先生から「赴任先の学校でも、引き続き花雲先生のカウンセリングが受けられるように手配されるそうです」と、うれしいニュースを教えてもらいました。
この1年間、悩むことやショックを受けることもたくさんありましたが、花雲先生や成田先生など、味方になってくれる方々とも出会うことができました。タクくんももうすぐ2年生。これからも、もっつんさん一家に素敵な出会いがあるといいですね。
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