子どもを驚かせてしまった
子どもが幼稚園に通っていたころ。寝起きは機嫌が悪いため、私は子どもより先に起きて自分の支度を済ませることにしていました。この日は生理2日目の朝、子どもが起きる前に起き、トイレでナプキンを交換した私。その後、キッチンで朝ごはんを準備し、リビングに子どもの着替えを並べるなど、慌ただしく過ごしていました。
そして子どもが起床し、リビングに入ってきた瞬間、驚いた顔で「床に赤い点々がある!」と言うのです!
ナプキン交換時のミスで…
私は、30代を過ぎてから生理の際に時々レバー状の経血が出てくるようになりました。そのためナプキン交換の際は経血を落とさないよう気をつけていたのですが、その日の朝、使用済みナプキンを捨てた際にレバー状の経血が塊がぽとっと床に落ちてしまったようなのです。
それに気づかず、靴下をはいた足で踏んでバタバタと家中を歩き回っていて……。
見ると、子どもの言う通りリビングの床に赤い点々がいくつも……。
そのとき、子どもには「ママ、ケチャップ落としたのかも~」とごまかして急いで掃除をしましたが、汚れた場所を探すだけでも大変で、朝からバタバタなのにより疲れてしまいました。
ナプキン交換後は入念にチェック
このアクシデント以降、トイレでナプキンを交換する際は経血が落ちていないか念入りにチェックするようになりました。また、便座や床だけでなく自分の服や靴下が汚れていないかもチェック。
子どもがいると毎日忙しく、ゆっくりトイレに入れない日もあります。しかし、このような失敗で家族に迷惑をかけたくありません。そのため、今は生理2日目の朝はいつもより5分早く起きるようにし、少しでも余裕を持てるように動くことを心がけています。
レバー状の経血が出ることで婦人科を受診しましたが、病気などは見つからず、漢方薬を処方してもらい「体を冷やさないように」と医師に言われました。経血の量や状態を見て、ナプキンの種類や交換のタイミングなど考慮しながら、生理期間に慌てることなく過ごしたいです。
※経血にレバーのような塊が混じったり、ナプキンが1時間と持たないような場合には、婦人科の受診をおすすめいたします。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者/宮沢 柚葉
作画/ののぱ
監修/助産師 松田玲子
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