先生から怒られること以外に、すみかさんにはいろいろと気になることが。
きっかけは、教室でクラスメイトから指摘されたことでした。
みんなが正しいの?私っておかしいのかな?
小学1年生の妹と一緒に犬の散歩に行ったりお風呂に入ったりすることを、クラスメイトからおかしいと指摘されたすみかさん。妹はまだ小さいし……、一緒に行動することがなぜダメなのかわかりませんでした。ですが、自分が流行りのものを持っていないからバカにされるのかな、となんとなく感じるように。
中学生になると、男子の目を意識して身だしなみを整えたり、小学校は楽しく通っていた子が不登校になったり。人間関係のことを考えると、小学校とは違って息苦しさを感じる場所だなとしみじみ思うのでした。
そんななか、怖いと思っていた派手な子が意外とやさしかったり、自分と趣味があったり、すみかさん自身が人に対して壁を作っていたことに気づきます。そして、見た目のイメージだけで人のことを嫌いにならないようにしようと反省したのでした。
中学生になると異性の目が気になったり、体の成長に心の成長が追いつかなかったり、不安定な気持ちになることが多くなってきますよね。中学校生活は始まったばかりですが、自分の気持ちを大切に学校生活を楽しんでほしいですね。
-
前の話を読む37話
「エーッ!」厳しすぎる校則に不満も…通学に疲れた私はついに? #癇癪持ちの気持ち 37
-
次の話を読む39話
「ウソでしょ…」球技大会だけは参加したくない!欠席の理由を思いつき…!! #癇癪持ちの気持ち 39
-
最初から読む1話
「この子は育てるのが大変そう」自分の内面に悩み続けた幼少期の記憶 #癇癪持ちの気持ち 1