霊感が強く、霊の声が聞こえてしまうツマ子さん。就寝時は耳を塞いで寝るようにしていたのですが……。
目に映ったものは……
ある夜、またも霊の声が聞こえてきます。いつもなら寝たふりをするのですが、なぜかその日は思わず目を開けてしまったツマ子さん。ツマ子さんの目には1人の少年が映り込み、その姿を追い越しまるでツマ子さんが少年になった感覚に陥ります。
そして、母親らしき女性が現れると喉が詰まるような苦しさがツマ子さんを襲い自分の意志とは関係なく「おかあちゃん」と声が出るのでした。そこで男の子は消え現実へと戻るのでした。この時、何かが体の中に「入ってきた」と思うのでした。そしてツマ子さんにとって最初で最後の憑依体験となったのでした。
◇ ◇ ◇
自分の意志とは関係なく「おかあちゃん」と声が出て我に返るツマ子さん。みなさんのおこさんも夜中起きてしまったり、ふと呼ばれたりすることはありませんか? もしかすると、お子さんも何か視えているのかもしれません。様子がおかしいと思ったらぜひお子さんと話をしてみてください。
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前の話を読む1話
「声が聞こえる…」引っ越しを機に始まった怪奇現象。悪夢のような日々に追い詰められ… #あのときはこわかった 1
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次の話を読む3話
「あれ…」手を繋ぎ凝視してくる小さな黒い何か。心霊現象は家の中だけでは収まらず… #あのときはこわかった 3