心霊現象は家の中だけでなく外でも起こってしまうようになるのです……。
帰りたくない……
ツマ子さんが中学1年生の下校中、突然現れた小さな黒い何かがそっとツマ子さんの手を握りじっと見ていることに気がついます。恐怖に震えるツマ子さんは、気づかれたらマズいと直感が働き、ばれないようにそっと手を離すのでした。その日を境に両手が塞がるように鞄を持つようになるのでした。
その後、友達の家へ遊びに行ったツマ子さん。帰り際に友達のママからお守りがわりにと般若心経が書かれた半紙を手渡されるも怪奇現象はなくなることはなかったのでした。
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小学5年生から始まった心霊現象ですが、この時、ツマ子さんは中学生。心霊現象はいつまで続くのか不安になりますよね。大人には見えないものが子どもには見えると聞きますが、みなさんも子供のころに不思議な体験をしたことはありませんか?
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「あついよぉ…」私の体に入ってくるきみはだれ…?これまでにない恐怖体験に襲われ…… #あのときはこわかった 2
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「なんで知ってんの…」家の間取りを言い当てる風水師。心霊現象が起こる原因が発覚 #あのときはこわかった 最終話
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最初から読む1話
「声が聞こえる…」引っ越しを機に始まった怪奇現象。悪夢のような日々に追い詰められ… #あのときはこわかった 1