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「私のほうが幸せにできるのに♡」狙いはうちの夫!?ママ友の猛アタックが原因で離婚の危機に陥って…

保育園で知り合ったシングルマザーのママ友と仲良くなったのですが、ママ友の真の狙いを知って、私と夫は夫婦の危機に直面したのです。

「私のほうが幸せにできるのに♡」狙いはうちの夫!?ママ友の猛アタックが原因で離婚の危機に陥って…

 

 

「私のほうが幸せにできるのに♡」狙いはうちの夫!?ママ友の猛アタックが原因で離婚の危機に陥って…

 

ママ友はシングルマザー

保育園のクラスが一緒で帰りの時間が同じママ友。彼女はシングルマザーで、娘と2人、わが家の近所に住んでいました。ある日、わが家でバーベキューをすることになり、ママ友親子を誘うことに。

 

一緒にバーベキューをしたあと、「こんなに楽しくごはんを食べたのは久しぶりだった」
というママ友の言葉に、誘ってよかったなと思っていたのです。

 

わが家でお泊まり会を開催

バーベキュー以来、ママ友から頻繁に「遊びに行ってもいい?」と連絡が来るようになりました。そこで、みんながお休みの土曜日にママ友親子を家に招待し、お泊り会を開くことに。

 

その日は夫も休みで、夫、私、息子、娘、ママ友とママ友の4歳の娘ちゃんとで食事をしたり、子どもたちをお風呂に入れたり、楽しく過ごしていました。夫も、ママ友やママ友の娘ちゃんと積極的に話したり遊んだりしてくれて、「私の友だちとも仲良くしてくれてよかった」と思っていました。

 

夜になり私の子どもたちが眠ったころ、ママ友の娘ちゃんが泣き始めてしまったのですが、ママ友は「ちょっと娘を外に連れて行ってくれない? あなたのほうがうちの子も泣き止むと思う。私、ご主人と話をしながら待ってるね」と私に言うのです。
 

なんで自分の子どもが泣いているのに私に任せるんだろう……と疑問に思いました。しかし、このままではうちの子たちも起きてしまうと思い、ママ友の娘ちゃんを泣き止ませたい一心で、寝室で寝ている息子と娘を夫にお願いし、ママ友の娘ちゃんと2人で公園まで散歩に行きました。

 

 

本当の狙いは、夫!?

15分ほど散歩をして家に戻ると……。ママ友は私が散歩に行くまでは普通のパンツにTシャツという服装だったのに、戻ってくるとホットパンツと首周りの大きくあいたセクシーなトップスに着替えていて、夫とソファに並んで座りべったりくっついていたのです。

 

「お散歩ありがとー! 私、パジャマに着替えたんだ」と話すママ友。しかし、どう考えても他人の家で着るパジャマではないように感じました。

 

1つのスマホを一緒に見ながら、楽しそうに好きな音楽や映画の話で盛り上がっている2人。すぐにでも2人に「やめてほしい」と言いたかったのですが、子どもたちが寝ているところで騒ぎになるのは良くないと思い、モヤモヤしたまま朝を迎えました。


帰り際に夫に向かって「とても楽しかったです。また遊びに来てもいいですか?」と言うママ友。そして、私がその場から離れると「奥さん、ご主人に全然やさしくないですね。私のほうがご主人を幸せにできるのになぁ」と言っていたのが聞こえてきたのです。

夫も「うちの嫁はドライだから」と笑っていて、私より10歳近く年の若いシングルマザーの言葉に、悪い気はしていないことがわかりました。


このときの会話を私は聞いていないと思っていたようで、何もなかったかのようにママ友は帰っていきました。

 

夫婦の間に亀裂が入る

後日、保育園行事があったときもママ友は夫の隣を陣取り、ママ友の娘ちゃんを夫に抱っこさせ写真を撮り、まるで夫婦のような雰囲気でした。

 

ママ友は夫のことを異性として意識していたのだと察して、背筋が凍る思いがした私。夫に「ママ友はあなたのことを異性として見ている。不安だから距離を置きたい」と話すと、「せっかく友だちになったのに、かわいそうだろ」と言う夫。

 

それからは、ママ友との付き合いをめぐって、これ以上付き合いたくないという私と、このまま友だちとして付き合いたい夫とでケンカの毎日。


私はママ友と夫が接触することを避けたくて、保育園行事に参加しないでほしいと思うことすらありました。しかし、夫も自分の子どもの行事に参加したいだろうと思うと、行事が近づくたびに憂うつな気持ちに……。

 

私はかなり神経質になっていて、そのことでケンカが続いた私と夫は、危うく離婚まで考えるほどになっていました。

 

コロナ禍でママ友と会う機会が減り…

やがてコロナ禍で保育園の行事が減り、ママ友と夫が顔を合わせる機会も少なくなっていきました。夫婦で冷静になって話ができ、夫に「ママ友と接触してほしくない理由は、夫のことが好きだから」と素直に伝え、その気持ちを夫も受け入れてくれて、和解することができたのです。


夫も「お前の友だちで、なおかつシングルマザーは大変だろうと思って力になりたいと、つい深入りしてしまった。ごめん」と謝ってくれました。一度私と一緒に保育園へ迎えに行った夫は、ママ友から「連絡先を教えて」と言われていましたが「妻に連絡してください」と断っていて、ホッとしたのを覚えています。

 

 

その後、夫婦で買い物に出かけた際、ママ友が男の人と歩いているところを偶然目撃しました。夫は「ただの男好きか」とあきれていたようです。夫との関係が改善しているので思い出話のひとつにはなっていますが、まさか子どもの親同士でこんなことが起きるなんて、想像もしていませんでした。

 

 


著者:夏目 柚木

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    マンガ家・イラストレーターうちここ

    年子男児を育てる2児の母。家族で過ごす日常や思い出をInstagram(@uchikoko20)やブログ「うちここ日記」で描いてます。

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