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「もしかして四十肩?」体操で治そうとしたらなぜか猫背が改善【体験談】

2023年に入ってから急に両肩が痛くなりました。腕をある程度上げるとそれ以上は痛くて上がらないといった状態。四十肩かもしれないとショックを受けていたところ、前に知った四十肩の予防法を思い出しました。その体操を試すとなぜか猫背が改善した話をご紹介します。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師中村 光伸先生

光伸メディカルクリニック院長。医学博士。整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』(アスコム)。
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もしかして四十肩かも…

肩が痛い。そう気が付いたのは2023年の1月でした。キッチンのコンロの上の棚の中に塩を置いていたので、料理をしているときはいつも上に手を伸ばし、扉を開けて取り出していました。

 

ある日いつものように塩を取ろうと扉に手を伸ばしたところ、急に右肩に痛みが走りました。左手で取ろうとしたところ、左肩も痛いのです。

 

どの辺りが痛むかというと、右手を真っすぐ右に伸ばした角度を0度とし、そのままゆっくり上げていくと45度辺りからだんだんと痛くなります。大体75〜80度で痛くて上がらない状態になっていました。「もしかしてこれが四十肩なのかな……。年を取ったな」と思うと少しショックでした。

 

病院に行ったほうが良いのかなと思いつつも、時間がないし面倒くさいしということで放置していたのですが、あるとき学生時代に習った四十肩・五十肩予防法を思い出しました。

 

それはたしか、どこかの整形外科医の講義のとき。「腕を回して肩がポキッと鳴ったら肩の中の筋肉が少なく、軟骨同士が当たって音が鳴る状態だよ。そういう人は将来、四十肩・五十肩になる可能性がある」という話でした。

 

四十肩・五十肩の予防法を試してみた

その後、その医師は予防法を教えてくれました。

 

立って両手を下げた状態から“前にならえ”をします。前にならえといっても肩から肘までは垂直に下ろしたまま動かさず、肘から下だけで前にならえをします。肘を90度に曲げた状態で指先を前に向けている感じです。

 

次に肩から肘まではそのまま動かさないで、肘から指先までを左右に動かします。大体肩が左右に可動できる範囲でリズムを取って動かします。運動時間は何かの歌の1番を歌い終わるくらいです。

 

かなり前の話なのでうろ覚えではありますが、このとき、まだ学生だった私が腕を回してみると、肩がポキッと鳴っていました。そのときはまさか自分が四十肩になるなんて思わなかったので、教えてもらった体操もせずに過ごしました。

 

今度こそ試してみようと思い、2023年の9月中旬から始めました。この体操は予防だったため、もしかしたら効果はないかもしれないと思いながらもおこないました。始めて1カ月ほどは特に何の変化もなく、相変わらず肩が痛い状態でした。やはり治らないのかなと思ったのですが、それでもしばらく続けてみようと思い、毎日頑張りました。

 

 

四十肩は治らなかったけれど違う効果が

猫背が改善するイメージ

 

体操を始めて1カ月半ほどたったとき、ある体の変化に気が付きました。背中を伸ばすのがラクになっていたのです。私は子どものころから猫背で、意識して背中を伸ばしても疲れて曲がってしまいます。ですがなぜか背中を伸ばすのがラクなのです。

 

このときはわからなかったのですが、体操を始めて2カ月ほどたって気が付きました。「あれ? もしかして、猫背が改善しているのはこの体操のせい? 」。なぜそう思ったのかというと、30代後半にジムに通っていたころ、ラットプルダウンマシンというトレーニングマシンを使って体を鍛えていたことがありました。それはいくつもあるマシンの中の1つでしたが、このマシンを使用し始めたところ猫背が改善したのです。ラットプルダウンマシンは、マシンの椅子の部分に座って頭上にあるバーを両手で胸元まで引き下げ、上半身の筋肉を付けるというマシンのようですが、トレーナーに聞いたところ、効率的に背筋が鍛えられたからかもしれないということでした。

 

今回医師に教えてもらった体操をすることで肩甲骨の周りが動くので、もしかしたら肩甲骨が正しいちにおさまったことが、猫背が治った理由なのかもしれないと思いました。

 

まとめ

思わぬところで猫背が治ってうれしかったのですが、肝心の四十肩は治っていません。ですが、なんとなく少し改善したような気もします。ただ1つ思うのは、この体操は予防法だったため、発症した後におこなっても遅いのかもしれません。

 

結局痛みは治らなかったので、今後は整形外科へ行ってみようと思っています。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

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著者:葉月

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