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「子どもを産むのって痛いの?」小学生の娘から性に関する質問が⇒私がとった対応は…?

娘が小学生になったタイミングで、性教育や生理についてきちんと教えたいと思っていました。しかし、その矢先、ある出来事が起きて……。

「子どもを産むのって痛いの?」小学生の娘から性に関する質問が⇒私がとった対応は…?

 

「子どもを産むのって痛いの?」小学生の娘から性に関する質問が⇒私がとった対応は…?

 

大人の体の仕組みが気になる娘

娘が小学生になると、性に関する質問を多くしてくるようになりました。「生理って何?」「子どもを産むのって痛いの?」などと、体の仕組みが気になっている様子。質問をされるたび、私は図鑑や本などを使って丁寧に説明をしていたのですが、幼い娘はイマイチ理解していない感じでした。

 

まだ娘は幼いし、だんだん理解するようになるだろうと思っていたある日のこと。生理痛で苦しんでいる私の姿を見た娘が「生理の血を見てみたい」と言い出したのです。さすがに経血を見せるのは私自身の恥ずかしさもありますし、何より経血を見たら娘が怖がるだろうなと思ったため、やんわり断りました。

 

けれど、その後もしょっちゅう生理について娘が聞きたがるので、「どうしてそんなに生理について知りたいの?」と聞いてみることに。

 

生理について説明すると?

すると、娘は言いにくそうに「生理ってなんか怖いし、汚いと思ったの。どんなものか見てみたかった」と言うのです。娘が生理についてとてもネガティブなイメージを抱いていたことがわかり、私は少しショックを受けてしまいました。

 

「このままではよくない」と思い、生理用品や機能的な生理用ショーツを娘に見せて、使い方を実演。他にも、生理は大変だけれど自分の体調の異変にも気づかせてくれる大事なものであること、生理のつらさは人それぞれで、生理痛がひどいときは薬を飲めば軽減できることなども教えました。

 

できるだけ娘がポジティブに捉えられるよう、生理について一生懸命伝えた私。そして、恥ずかしかったですが、自分の経血がついたナプキンを娘に見せることに。

 

経血を見た娘はびっくりしていましたが、「これくらいの量の血が出るんだね。わかってよかった」とどこかホッとした様子。娘は、実際に経血を見て具体的なイメージを持てた結果、生理について怖いという不安がなくなったようで、それ以降は質問をしてこなくなりました。

 

 

性教育について、子どもに伝えるときは気をつかいますが、子どもの気持ちに寄り添って対応できてよかったと感じた出来事でした。今後も、もし性に関する質問を受けた場合は、その機会を逃さずに真摯に説明していきたいと思います。

 

著者/中野 迷子
作画/ふるみ
監修/助産師 松田玲子

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターふるみ

    大分県在住。令和3年12月生の一卵性双子男児育児中。Instagramにて、妊娠出産で経験したことを漫画にしています。

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