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職場のお局「貢献していない人は辞めたら?」私「わかりました」⇒高級車がやって来て衝撃の事実が判明

私は大学卒業後からずっと同じ会社で事務をしています。ここ最近は人手が減っているようで、特に多忙に。というのも、ある先輩女性社員が出世争いに負け、次々と同僚を退職に追い込むお局と化したのだとか。社内の裏事情に疎い私は、まったく知らなかったのです。

 

お局には要注意!

「ねぇ、最近人手が少なくなって忙しいよね?」と同期の女友だちに聞いた私。社内事情に詳しい彼女は、「えっ、知らないの?」と驚きつつ、とある公然の秘密を教えてくれたのです。

 

「ほら、お局のMさん。イケメン好きで合コン三昧だったから、同期との出世争いで負けちゃったらしくて。その後、人格が激変したのか本性が現れたのか……。何かにつけて人の揚げ足を取るようになって、嫌気が差した人が次々退職しているのよ。とにかく、彼女には近寄らないほうがいい!」

 

そ、そんなことが起きているなんて……。静かな人だと思っていたMさんが、面食い? 昇格できなかったのが悔しくて何人も退職に追い込んでいる?

 

私には寝耳に水とはいえ、それを聞いてからは彼女に絡まれないように気を付けていたのですが……。

 

図らずもターゲットに

こういうときに限ってハプニングは起きるもの。あちこちの部署へ届けるべく、山のような書類を抱えていた私は、誰もいない廊下を小走りに。すると曲がり角でMさんに激突してしまったのです。

 

「たしか同じ部署の……。どこ見て歩いているの? 私がけがでもしたらどうする気?」。私はすぐに謝罪したのですが、時すでに遅し。この日から、お局のしつこい粗探しのターゲットになってしまいました。

 

すぐに直せるようなミスを見つけては、「何度注意されたらわかるの? アンタがいたら周囲の迷惑よ!」と、皆の前で罵倒が続きます。

 

さらに、就業時刻間際になって翌朝までに資料のコピー100部、などと無理難題を押し付けるようになってきて……。自分はメイク直しに余念がなく、どうやら合コン三昧のようなのですが、私はと言えば残業ばかりでののしられる毎日が続き、正直心身ともにボロボロになっていきました。

 

 

堪忍袋の緒が切れた!

それでも同期に励まされ、何とか頑張っていたある日。私は例のごとくMさんに注意を受けました。「昨日の決算書類に間違いがあったわよ! どうせアナタがやったんでしょ?」

 

ところがそれは、私が担当したものではなかったのです。「私ではありません」と答えるとお局は激高。「ウソをつく気? アナタみたいな無能社員はわが社には不要!」と聞く耳を持ちません。

 

どんなに小さなことでも、自分のミスならまだ受け入れられます。しかし今度はもう限界。私は無関係なのですから。怒りで下を向き、唇をかみしめていると……。

 

「無言ということは、やっぱりアンタの責任ね。私みたいなデキる上司が気付いてよかったじゃない。早く退職したら?」と高らかに笑うMさん。私はついに堪忍袋の緒が切れるのを感じました。

 

「もういいです。私も腹が決まりました。ご指示通り、辞めさせていただきます」。そう言うと真っすぐデスクに戻り、荷物をまとめました。その間に私は家に連絡をし、お迎えの依頼をしたのです。

 

高級車で登場!?

私は内心、この高飛車女に仕返しをしようと決心していたのですが、何も知らない彼女は「仕事ができない邪魔者はどんどん排除すべき」と嫌みを言い続けています。

 

そのときです。他の社員たちが窓の外を見て、「何あれ?」「高級車が!」とざわつき始めました。もちろん目ざといお局が、見逃すはずがありません。

 

荷物をまとめた私が「お世話になりました」と頭を下げたのも無視。仕方なく、ひとりで会社の玄関に向かっていると、後ろからMさんがものすごい勢いで疾走してきました。

 

「この前合コンで連絡先を交換した相手かしら」

 

先を歩いていた私が「そんなわけあるか」とあきれていると、「無能な退職者はどきなさい! 」と突き飛ばされてしまいました。

 

 

高慢お局の末路

しかしその瞬間、男性が私を抱きとめました。さらに「本来なら送迎が当然なのに、お嬢様はいつも自分で出勤されるから困ります」と続けます。そして「我々はあなたの悪事をすべて調べました。経費の横領、備品の窃盗、他の社員への迷惑行為、退職の強要……。あなたは社長に訴えられますよ」と言ったのです。

 

お局は、状況を把握できない様子。私はにこやかに言いました。「彼は、わが家の優秀な執事です。実は社長は私の叔父。退職する理由を聞かれたので真実を伝えました。これまで被害に遭った人たちのこともね」

 

その後、お局が去って格段に環境が良くなった職場に復帰した私。実は同期はじめ多くの同僚たちが、私の退職を止めるよう社長に懇願してくれたそうです。これからは気持ちを新たに頑張りたいと思います。

 

--------------

自分が昇格できなかったからといって部下への嫌がらせに走るなど、言語道断ですよね。見返せたほうとしては、これ以上ない「スッキリ」ですね。

 

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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