無情な言葉を浴びせられながら、革は新とかわしたある会話を思い出します。
パートナーの願いとは…
「人生の一部を一緒に歩めて良かったって思えるような思い出を作ってあげたいね。」と、道ちゃんの人生について考える新。この幸せな言葉が1人の女性の皮肉な発言のせいで、悲しい言葉になってしまうなんてと心が押しつぶされそうになる革。
ゲイカップルだから、ゲイカップルの娘だから「かわいそうな人」「かわいそうな子」にしてしまったと胸が締め付けられる革。そして、普通のことが普通にできないと、生きづらさを感じるのでした。
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自分の覚悟した未来が「大切なパートナーにわが子に【かわいそう】という言葉を投げつけられるようなモノにしてしまうことだったのか?」という革さんの言葉に胸が苦しくなります。ゲイカップルを理由に理不尽な思いをするなんて悲しいことですよね。パートナーや子どもには悲しい思いをして欲しくないと思うのは誰だって同じだと思います。同性同士だからといった偏見がなくなり、「かわいそう」という言葉が聞こえない世の中になることを願います。
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