こんにちは。管理栄養士でライターのmihoです。
喫茶店やお子様ランチのメニューとしても欠かせない「ナポリタン」。たまに無性に食べたくなったりしませんか?
でもパスタを茹でて野菜をいためて......と工程が多く、作るのが面倒なイメージですよね。
今回はそんなナポリタンをある裏ワザを使い、麺を茹でずにフライパン1つであっという間に仕上げる方法をご紹介していきたいと思います!
レストランシェフ大宮勝雄さん『茹でないナポリタン』
今回作るのは、NHK「きょうの料理」で、有名レストランシェフの大宮勝雄さんが紹介していた「茹でないナポリタン」です。
パスタ麺にある裏ワザを使うことで、時短&もっちり食感に仕上げますよ!それでは早速作っていきたいと思います!
茹でないナポリタンの材料
スパゲッティ(太さ1.7mm/乾燥で)...200g分
ウインナーソーセージ...6本
玉ねぎ...1/2コ
ピーマン...2コ
トマトケチャップ...大さじ5
粉チーズ...適宜
パセリ(みじん切り)...適宜
サラダ油...大さじ1
塩・こしょう...各少々
下準備:水づけスパゲティを作る
乾燥のスパゲッティをあらかじめ水につけて戻しておきます。
スパゲッティを大きめのバット、または保存容器などに入れ、水を入れます。水はスパゲティがしっかりと浸かるように入れてください。
水を入れたら、ラップまたは容器のふたをかぶせ、スパゲッティの色が変わるまで冷蔵室におきます。
スパゲッティ戻し時間の目安
麺の太さによって若干変わります。
- 1.4mm...1時間~1日
- 1.7mm...1時間30分~1日
- 1.9mm...2時間~1日
今回は1.7㎜のスパゲッティを購入。2時間水につけた麺で作っていきます。
『茹でないナポリタン』作り方➀具材をカットして炒める
ウインナーは斜めに薄切りにします。玉ねぎは縦に薄切りに、ピーマンも種を除いて薄切りにしてください。
フライパンに油を引き、玉ねぎ、ピーマンの順に中火で炒めます。野菜に火が通ってしんなりしてきたらソーセージを加えてサッと炒め合わせてください。
『茹でないナポリタン』作り方②水づけスパゲティを加える
水と塩少々を加え、水づけスパゲッティをほぐして加えます。弱火にして1分間ほど火を通してください。
『茹でないナポリタン』作り方③味付け
麺の色が白っぽい色から黄色っぽい色(乾麺のスパゲッティの色)に変わってくるので、そのタイミングでトマトケチャップを加え、水分を飛ばすように中火で炒めます。
スパゲッティがやわらかくなったら、塩とこしょうで味を調えます。もし水分がなくなっても麺が固そうな場合は、水を加えて加熱時間を少し長くしてみてくださいね。
お皿に盛り付け、お好みで粉チーズとパセリをトッピングしたら完成です。
麺が新食感!光熱費の節約にもおすすめ!
一口食べると、麺の食感がモチモチしていて、いつものナポリタンとはまた違った印象に!生パスタの食感に近いかなぁと個人的には感じました!
スパゲティを水につけるだけで、麺がちゃんとやわらかくなるか心配でしたが、しっかりとやわらかく、しかもおいしく仕上がったのにはびっくりです。
本来必要なたっぷりのお湯を沸かす時間も、スパゲティを茹でる時間もカットされるので、電気代やガス代の節約にもなりますね。
水づけスパゲティで時短しよう!
今回ご紹介した大宮勝雄さん考案の「茹でないナポリタン」。
あらかじめスパゲティを水につけておくだけなので簡単に真似でき、ナポリタンを作る工程もとっても簡単になりますよ。他のスパゲティでもアレンジできそうな水づけスパゲティ。ぜひご家庭でも試してみてくださいね。