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白髪染め後の髪のパサ付きにストレスMAX!試行錯誤の末に見つけた私のベストな白髪染めとは【体験談】

50代で髪全体の約3分の1が白髪だと美容室で言われ、白髪染めの頻度を増やした私。ところが今度は、白髪染めと加齢による髪の乾燥と傷みに悩まされるようになりました。ヘアケア用品やヘアスタイルを変えたり、高価なヘアパックを試したりと試行錯誤。髪の傷みがストレスになってしまった私の体験談です。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師黒田 あいみ 先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17 銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。
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ヘアケア用品を無添加に変えたらまさかの結果に

美容師さんが言うには、髪の急激な傷みと乾燥は白髪染めの影響だけでなく加齢による部分もあるとのこと。美容室でスペシャルケアをしてもらうものの、費用だけでなく時間もかかる上、髪の傷みが改善されるのはほんの数日だけという状況がかえってストレスになっていました。

 

そこで毎日のケアを見直してみようとヘアケア用品を変えてみることに。私はスキンケアには無添加化粧品を使っており肌の調子が良いため、自分には髪も無添加が合うだろうと思いました。またシリコン(コーティング剤)も傷みの原因の1つなのではと考え、ヘアケア用品を無添加のものにしました。

 

しかし1週間くらいであ然とする状況に。なんと、後頭部の髪や毛先が茶色くなり、乾燥が余計にひどくなったのです。ヘアオイルやクリームを使っても効果はありませんでした。

 

美容室でそのことを話すと「毛染めをしているときや髪質によってはシリコンが必要な人もいる」と聞きました。シリコンは使う人の体質や髪質によっては必要なこともあるそうで、シリコンは傷んだ髪をコーティングして補修したり摩擦を防いだりとメリットもいろいろあるとのこと。つまり私にはシリコンが必要だったわけです。シリコンや添加物が過剰に入った商品はトラブルにつながる可能性も否定できませんが、ヘアケア用品の添加物は絶対いけないという考えは間違いだと知りました。

 

白髪染めに使うカラー剤を変えてみた

毎日使うトリートメントをシリコンが入ったものに変えると、髪の傷みは改善されてきましたが、それでもまだ傷みが目立ち、特にドライヤー後の乾燥には悩まされていました。そこで美容室のカラー剤も変えたらどうかと思い付き、私が注目したのはオーガニックのヘアカラー剤です。もともとオーガニックや無添加好きの私はどうしても試してみたくなり、オーガニックカラー剤を取り扱っている美容室を探し行ってみることにしました。

 

私の場合ですが、オーガニックのカラー剤は、日常の日焼けなどで敏感になっている夏の頭皮でも刺激がまったくなく、染めた後の髪の毛も以前ほど乾燥せずしっとりした状態が続いているように感じました。数日たっても髪の傷みがひどくなるようなこともなく好印象だったので、以来3~4カ月に1度はオーガニックのカラー剤で白髪染めを続けています。

 

ただ染めて1週間たつと根元の白髪が目立ってくるので、自分で市販のカラー剤でも染めています。私が使っている市販のカラー剤は100%天然由来のもので黒髪メラニンの素が配合されており、一般的なジアミン系のカラー剤が使えない人でも試せるやさしい白髪染めです。1週間に1度、5分置いて流すだけというお手軽さも気に入っています。

 

この市販のカラー剤と美容院でのオーガニックカラーの併用で、白髪染め後の髪の乾燥や傷みはほぼ気にならなくなりました。

 

 

ヘアスタイルが髪の乾燥を助長していた

髪の傷みが進行してからは傷みが目立ちにくいヘアスタイルにしていたのですが、毛先の乾燥と髪のパサつきによる広がりが気になる状態は続いていました。ヘアケア用品などを変えて少しは落ち着いたとはいえ、ヘアクリームやオイルを多量に使っても髪の乾燥や広がりが手に負えないことも……。

 

そこでオーガニックカラーをしてもらっている美容室で相談すると、今のヘアスタイルが余計に髪を乾燥させて傷みやすくしているかもしれないと言われました。美容師さんによると私の場合は特に乾燥しやすく、毛先の段(レイヤー)の入れ方で余計に毛先の水分が飛びやすくなるとのこと。段を入れる場合にも、髪質に合わせた厚みや髪の残し方、すきバサミを使わないなど少しのことで変わるのだそう。若いころとは違いオイルなどで補修しても追い付かないこともあるそうです。

 

私には段が少なく毛先にたくさん厚みをもたせたカットがおすすめだと言われ、思い切って挑戦。髪が多い悩みは髪の内側で毛量を減らしてくれたので満足できました。見た目はシンプルなロングスタイルです。しかしドライヤー後の毛先の乾燥が明らかに変わりました。ヘアスタイルが髪の乾燥を余計に促す原因になるとは驚きしかありませんでした。

 

まとめ

50代で白髪染めと加齢による髪の乾燥と傷みに悩まされるようになり、いろいろ試行錯誤しました。これまでスキンケア用品やヘアケア用品は無添加にこだわっていましたが、私の髪にはかえってシリコン入りのトリートメントのほうが良いことは目からうろこでした。さらにオーガニックと無添加のカラー剤で白髪染めをするようにしてヘアスタイルを変えたら、髪の乾燥がだいぶ気にならなくなったので本当によかったです。

今のヘアスタイルはシンプルですが、髪のツヤが復活して毛先の乾燥がだいぶ減ったので、満足しています。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

イラスト/ののぱ

 

 

 

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著者:mikeko

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