
当時、同じ職場で働いていた私たち。お付き合いをする前から、彼は「海外でワーキングホリデービザを使い、その後日本で開業したい」と言っていました。私も、当時の職種と同じことで将来開業したいと思っており、意気投合。私たちはお付き合いすることになったのですが……。
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遠距離恋愛がスタート
お付き合いをして数カ月が経ち、彼は海外へ行くことに。私は恋愛体質ではなかったため、遠距離になったとしても特別寂しいと感じないだろうと思っていました。
ところが、空港に見送りに行ったときには大号泣してしまって……。彼はというと、仕事探しや住まい探しが始まる緊張と、私と離れる寂しさから、表情が硬くなっていました。彼からは「一旦離れても寂しくないように」と、お揃いのスマホケースと手紙をもらい、私たちは「毎日連絡しようね」と約束して遠距離恋愛をスタートさせました。
遠距離恋愛をしてみてわかったこと
約束どおり、彼はこまめに毎日連絡をくれていました。朝と寝る前のあいさつに加え、日ごろの出来事を伝え合い、お互いを励まし合って日々を過ごしていました。しかし、彼と気軽に会えなくなり、私は寂しさと仕事のストレスで、彼に対して喧嘩腰になってしまったことも……。
また、彼は海外でできたルームメイトと仲良くなり、海外生活を満喫していたよう。しだいに私への連絡が少なくなっていきました。話し合いをしようと思っても、実際に会うことが難しいため、お互いの本音がわからずギクシャクすることも。
それでもお互いの不満は話すようにし、遠距離恋愛を続けました。
1年で帰国すると言ったのに!
遠距離恋愛が始まって1年が経ったころ。彼は「念のためにセカンドビザをとる」と言い出したのです。「1年で帰ってくる」と約束したのに……と思った私が「何のためにセカンドビザを取るの?」と尋ねてもあいまいな答えしか返ってきませんでした。
これは電話で話してもわかり合えないと思った私は彼に会いに行くことを決意。電話で「私も行く!!」と伝えました。彼は驚いていましたが、結果、しばらく海外で一緒に住み、その後一緒に帰国。そして彼と結婚後、お互いの目標であった開業も成し遂げました。
◇ ◇ ◇ ◇
近年は、海外にいる人とも気軽に連絡が取れるようになったと思います。それでも簡単に会うことができない遠距離恋愛は、やはりお互いの気持ちがわかりづらくなることもあると感じました。結婚した現在は一緒にいるのが当たり前ですが、彼への感謝の気持ちを忘れず、一緒に居られる日々を大切に過ごしていきたいと思っています。
著者:松茉莉花/40代女性・栄養士資格保持。趣味は執筆とお菓子作り。執筆を続けながら、小さなカフェとお菓子のオンライン販売をするのが目標。
イラスト:マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
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