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研究でわかってきた野菜・果物の持つチカラとは? 家族の健康のために知っておきたい「腸内環境」のこと

お母さんが子どもと遊んでいる写真

赤ちゃんから大人まで、健康を考える上で欠かせないのが腸内環境を整えること。今回は、野菜・果物の持つチカラに着目して健康効果の研究を続けている、サンスターSODATECO(ソダテコ)シリーズの研究員・吉田さんに、野菜・果物と腸内環境の関係性、野菜や果物の摂取が「おなか」の健康にとても大切であることについてお聞きしました。

①「野菜・果物」の研究でわかってきたこと

野菜を研究している研究員の写真
  • 野菜・果物の研究で、どんなことがわかってきたのでしょうか。
  • 野菜・果物に、腸内環境を整える可能性があることがわかってきました。
  • 腸内環境を整えると、体にはどんなメリットがあるんですか?
  • 腸内環境を整えることは、私たちの健康維持に役立ちます。特に腸内細菌によって作られる酢酸や酪酸などの「短鎖脂肪酸」は、腸だけでなく全身の健康にさまざまなメリットをもたらしていて、とても重要な働きをしています。
  • 腸内細菌が全身の健康に影響しているんですね!? 腸内細菌の多様性(いろいろな種類の菌を持つこと)も大事だと聞きますが、有益な腸内細菌を増やすために、私たちができることはありますか?
  • 有益な腸内細菌を増やすためには「プレバイオティクス(有益な菌のエサになる食品)」「プロバイオティクス(有益な菌そのもの)」を食生活に摂り入れることをおすすめします。今回私たちがおこなった試験では、野菜・果物が有益な腸内細菌(ビフィズス菌、フィーカリ菌)を増やす可能性があることが示されました。
    具体的には、腸内細菌(ビフィズス菌、フィーカリ菌)に野菜(ブロッコリー、ビフィズス菌で醗酵したにんじん、ほうれん草、にんじん、かぼちゃ、キャベツ)と果物(りんご)をそれぞれ添加して培養したところ、何も加えなかった場合に比べ、有益な腸内細菌が増えていることが確認できました(図1、図2)。

図1

ビフィズス菌の増殖のグラフです。かぼちゃが最もビフィズス菌が多く、無添加が最もビフィズス菌が少ないです。

図2

フィーカリ菌の増殖のグラフです。キャベツが最もフィーカリ菌が多く、無添加が最もフィーカリ菌が少ないです。
  • また、上記の野菜・果物を混合したもの(以下、野菜・果物混合物)についても同様の試験を実施して、ビフィズス菌やフィーカリ菌が増加することも確認できました(図3)。

図3

ビフィズス菌の増殖のグラフとフィーカリ菌の増殖のグラフです。どちらのグラフでもビフィズス菌やフィーカリ菌が増加しています。
  • 小さなころから野菜・果物を摂ることを意識したほうがいいですか?
  • そうですね、野菜や果物を摂ることは、年齢を問わず大切です。有益な菌や健康に悪影響を与える菌など、いろいろな腸内細菌の集まりを「腸内フローラ」と呼びますが、それは人それぞれ違っています。そして、一人ひとりが持つ「腸内フローラ」の基礎は3歳ごろまでに作られ、その後は大きく変わらないと言われているんです。野菜・果物の摂取を意識して、小さなころから腸内環境をよりよく育て、その後も良い腸内環境を維持していきたいですね。

② 野菜・果物のチカラはすごい!

野菜・果物ジュースの写真
  • 人の腸内でも同じように善玉菌が増える可能性はあるのでしょうか?
  • 先ほどの実験は有益な菌単体での試験でしたが、もうひとつ、さまざまな菌がいて野菜・果物の栄養を取り合うような人の腸内環境を模した培養試験も実施しました。その結果、ブロッコリーやビフィズス菌で醗酵したにんじんが有益な腸内細菌を増やし(図4)、健康に悪影響を与える腸内細菌を減少させること(図5)が確認できました。

図4

ビフィドバクテリウム属細菌の増殖とフィーカリバクテリウム属細菌の増殖のグラフです。ブロッコリーとビフィズス菌で醗酵したにんじんが腸内細菌を増やしています。

図5

エガセラ属細菌の増殖とビロフィラ属細菌の増殖のグラフです。ブロッコリーとビフィズス菌で醗酵したにんじんが、健康に悪影響を与える腸内細菌を減少しています。
  • それってつまり、良い菌は増やして、健康に悪影響を与える菌は減らす可能性があるということですか?
  • はい、そのとおりです。下記のグラフのとおり、短鎖脂肪酸(酢酸と酪酸)の増加に働きかけている可能性を示すこともできました(図6)。

図6

酢酸産生量と酪酸産生量のグラフです。ブロッコリーとビフィズス菌で醗酵したにんじんが、酢酸と酪酸の増加させています。
  • また、短鎖脂肪酸を増やす効果は野菜・果物の混合物でも確認できました(図7)。

図7

酢酸産生量と酪酸産生量のグラフです。野菜・果物の混合物が無添加よりも多くなっています。
  • 野菜・果物のチカラってすごいんですね!
  • 健康を考える上で欠かせないのが腸内環境を整えることです。赤ちゃんから大人の方まで年齢を問わず、日ごろから野菜・果物を積極的に摂取して、毎日の健康に役立ててください。

【サンスターってどんな会社?】

「100年mouth100年health」をコーポレートスローガンとして掲げるサンスターは、人生100年時代の健康と豊かな人生のためにできることを追求しています。
歯みがきなどのオーラルケアは、全身の健康を守ることにつながっています。サンスターはさらに、赤ちゃんがおなかの中にいるときから3歳ごろまでの期間に「一生の健康」の基礎が作られるという考えに着目し、妊婦さん、子育て中のママ・パパ、赤ちゃんに向けた事業を展開し、開発を進めています。「おくち」「おなか」「おはだ」の環境を整えながら、赤ちゃんと家族の健康をサポートすることを目指しています。

まとめ

野菜不足は心配事の一つですが、ついつい「ま、いっか」とスルーしてしまうことも。でも、野菜・果物の摂取が腸内環境や「一生の健康」につながる可能性があるなら、摂り入れ方を工夫したいですね。赤ちゃんから大人まで、家族での腸育のために野菜はバランスよく摂取して、一緒に腸に良い生活を心がけていきましょう。

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