自粛期間を経て少しずつ関係に変化が
ずっと微妙に距離を置いてきた夫婦でしたが、このままではいけない。恐らくそれは夫も感じていたのでしょう。なんとかしようと1日中机から離れない私の様子を見ているうちに思うところがあったのか、その日「夕飯はどうするの?」と毎夕様子をうかがいに来る時間になっても夫は現れず、気付いたらキッチンに立ってスマホを片手にレシピを見ながら夕飯を作り始めていたのです。
私たち夫婦の場合、膝を突き合わせてとことん話をすることで変わったわけではありませんでした。ですが、お互い限界を迎えたこの日、偶然にも同じ方向に向けて舵を切ったのだと思います。それでも夫とはその後、自粛期間中に2回ほど大喧嘩をしました。
自粛期間で収入が不安定になったせいで精神的に追いつめられ、不眠や動悸に悩まされていると思っていましたが、実際にはその不安を誰とも分かち合うことができずにいたことが、私を追い詰めていたのです。どちらもきっかけはささいなことでしたが、普段言えなかったことをお互いに全部吐き出したことも関係改善へのステップになりました。
まとめ
まだ時々夜中に目を覚ますことがありますが、おおむねよく眠れるようになりましたし、原因不明の急な動悸も徐々になくなってきています。最近は、毎朝夫がコーヒーを淹れてくれます。「どうぞ」「ありがとう」から始まる新しい朝の習慣は、いつまで続くのかわかりませんが、夫が淹れてくれなくなったら、今度は私が2人分淹れようと思っています。
まだまだこの先もいろいろなことが起きることでしょう。それでもこの自粛期間で得た気付きは、さまざまな場面で思い出すと思います。肉体的にも精神的にも相当にきつかった代わりに、得たものは大きかった。あうんの呼吸の夫婦になれるよう、これからも努力していきたいです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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