
供養の数日後。外出できるようになった私は、妊娠中に食べたくなった飲み物を買いに出かけました。おなかの子があんなに欲しがっていたのに、高カロリーだからと我慢していたのです。
それを自宅の供養場所に供えると、心残りが消化されていきました。それでもまた、苦しくなかったかな、ちゃんと産めなくてごめん、という自責の念で涙があふれます。ずっとその繰り返しなのかもしれません。
ただその夜、私はひとつの夢を見たのです。大雨の中、ずぶ濡れで歩いていたのに、気付けば雨はやんでいた。青空を見上げると、そこにはきれいな虹が。そして、空を見上げる私の隣で小さな子が頬笑みながらやさしく手を握ってくれたのです。
目が覚めると、小さな手の感触まで残っていました。今思うと、あれが「もう自分は大丈夫……」と感じた瞬間でした。
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一つひとつ、失ったわが子のことを思い出しながらも前を向きだしたぷよ子さん。摘出手術後に外出もできるようになり、身体的にも回復し始めたのかもしれません。青空と虹、手をつないだ小さな女の子……。やさしい夢は、ぷよ子さんのレジリエンス(精神的回復力)を象徴しているようですね。
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