目には目を、歯には歯を!
憧れの会社の最終面接で一方的に不採用にされ、はらわたが煮えくり返った私。それでも表情を変えず、その場は冷静に退室しました。
「わかりました……。残念ですが、失礼いたします」
私は帰宅後、とある人物にことのてんまつを報告しました。普段は告げ口など好きではないのですが、社会的地位を利用した圧迫面接と過剰な学歴主義、自分自慢にはひと言もの申してやりたかったのです。
私の話を聞いたその人は、すぐに行動を開始してくれました。
翌日、会社から鬼電が
翌日、私の携帯電話に大量の着信が! そう、私に電話をかけてきたのは、昨日の面接官だったのです。応答すると、慌てふためいた口調ですぐに謝罪されました。
「昨日は失礼なことを申してしまい……。履歴書を拝見して反省した次第です」
履歴書を見れば一目瞭然なのですが、実は私、この面接官の大学よりもはるかにレベルの高い、世界屈指の有名校を卒業していたのです。
「卒業した大学で判断するなら、私のほうが上になっちゃいますね」
おまけに、彼女に私の履歴書を再確認するよう言ったのは私の祖母。実を言うと祖母は、海外で大手化粧品メーカーを経営しており、この会社は傘下の一企業なのです。この面接官、私の素性にまったく気付かないでいたのですね。コネ入社が嫌だったから正当に試験や面接に挑んだだけだったのですが……。








