これが本性? 保護者の発言と態度にあぜん
忙しくなってくると私の不安が的中し、販売時にお客さん同士や保護者同士がぶつかったりして、何度も危険な場面がありました。お客さんの出入りが少なくなったのを見計らって、販売がスムーズにいくように「この場所とこの場所を変更したほうが、うまく流れそうじゃないですか?」と、私はその場にいた保護者に声を掛けました。みんなは「そうだね。たしかに危ない場面あったよね。場所変えよっか!」と言ってくれたのですが、Aさんだけは「あー、はいはい。それでいいんじゃないすか」と不服そうな表情で返事をしたのです。
私はその言葉と態度に一瞬いら立ちを覚えましたが、「私の伝え方がしゃくに障ってしまったのかもしれない」とも思ったので、その感情が態度に出るのをなんとかこらえました。周囲の保護者もその状況を見たからか、その場はなんとも言い難い重苦しい空気が漂っていました。そのことに気付いているのかはわかりませんが、その後も不機嫌そうな表情で作業を進めていくAさん。
イベントが無事に終わり片づけをしていると、他の参加者が「さっきのAさんの態度ひどかったね。あれはないわ」と私を気づかって声を掛けてくれました。もやもやした気持ちが残っていたので不満をもらしたい気持ちでいっぱいでしたが、Aさんに聞こえてはまずいと感じ、「忙しくて気持ちに余裕がなかったんですかね。でも、無事に終わってよかったです」と苦笑いでごまかす私。この一件があったので「次の練習で会ったら気まずいな」と感じていましたが、私の心配をよそにその日は普段見る穏やかなAさんに戻っていました。
まとめ
普段の発言や行動からは考えられないような態度にあぜんとさせられた今回の出来事。忙しくて余裕がないときは本性が出ると聞いたことがありますが、今回身をもってそのことを痛感させられました。
Aさんも一生懸命になるあまり、そのような態度を取ってしまったのかもしれません。私自身も忙しくて余裕がないときは周囲を不愉快にさせる行動や言動を取ってしまっている可能性があります。そのため、どんな状況であっても周囲のことを考えて冷静な対応ができるようにならなければならないと改めて実感した出来事でした。
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イラスト/マメ美







