
会社員の私は付き合っている彼氏のRと婚約し、このところ結婚式の準備に追われています。今日は義実家へあいさつに行くのですが、今から気が重い! というのも、以前会ったときの私への対応があまりにも冷酷だったから。義両親も義妹も、私のことが気に入らないらしいのです……。
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イチャモンをつける義妹
この日、私と婚約者のRは義実家を尋ね、挙式の予定を報告したのですが……。懸念通り、すぐ義妹が文句をつけ始めました。「こっちのほうが早く結婚したのに、私を差し置いて結婚式? 見栄えする私がウェディングドレスを着ていないのに、年増のお義姉さんが着るなんてズルい!」
そう、義妹は兄のRより先に入籍していたのですが、挙式や披露宴はまだ。義妹いわく、「夫は顔だけの男で低収入。イケメンだから籍を入れたけど、結婚式をする金もない」のだとか。義妹の望む式が非常識なほど豪華でなければ、義弟も普通に挙式できるはずなのですが……。
おまけに、もともと嫁の私が気に入らない義両親は「妹を待ってやれ!」と義妹の味方ばかりです。
これにRはブチ切れ。「いいかげんにしろ! 見えっ張りの妹に、俺が選んだ女性を認めない親……。もうたくさんだ。俺たちは2人だけで挙式して、誰も招待しない。金輪際この家と関わらないから」
結局最後まで義両親と義妹から祝福されることはなく、私たちはあきらめて義実家を後にしました。
とある計画を実行することに
翌日。この話を私の両親にしたところ、挙式は私たちの思うようすればいいと言ってくれました。
ところが、豪華な式を望む義妹の態度に困っているという義弟のことに話が及ぶと、「んん? そういえば……」と、父母には何か思い当たることがある様子。
義妹夫婦の名前を聞いて、合点がいったようです。「それなら、いいアイデアがある。お前たち夫婦の結婚式という面目で、義妹さんに式場にお越しいただこう」
「え? どういうこと?」と私が聞き返すと、「サプライズをするんだよ。後は彼女の出方次第さ」と腕組み。両親は、娘をないがしろにされたことに内心怒っていた様子で、何かを思いついたのです。
「まぁ、あとは私たちに任せなさい」








