



当時49歳の友人には、年上の夫がいました。友人夫婦は美容室を経営しており、友人の夫がスタイリストで、友人はアシスタント業務を担当。2人だけで営業していました。
そんなある日の朝、朝の支度でバタバタしていた友人は、地べたに倒れ込んだ夫の姿を発見。慌てて救急車を呼び、夫とともに病院へ。診断の結果、脳出血(脳内にある非常に細い血管が破れることで脳内出血し、出血に巻き込まれた神経細胞が障害される病気)であることがわかりました。
脳出血により、右半身まひになってしまった友人の夫。友人は当初、リハビリで治るだろうと信じていました。良いリハビリができる病院を探して転院したり、家から何時間もかけて病院へお見舞いに行ったり、「とにかく夫を助けたい」その気持ちが強かったと言います。
一方で、不安だったのがお金のこと。友人は美容師免許こそあるものの、アシスタント業務しか経験がありません。当時まだ高校生の末っ子の学費も必要な中、お店を畳むべきか悩んでいました。しかし、夫から「絶対復帰するから、あの店だけは続けて欲しい」と懇願され、店を続ける決意を固めます。







