暴かれた妹の正体
「お前には相続権がない。母さんは、お前に対して前から相続人の廃除の手続きをしていた。娘のお前と絶縁するつもりだったんだ。さっき弁護士が来て、もう裁判所でも受理されているって」
そう。妹は、母と同居している間、傍若無人な言動ばかりしていたのです。家事を一切手伝わないどころか、自分の稼ぎを散財すると借金三昧。挙句に母の財布からお金を盗んだり、家の物を勝手に売って換金したり……。母が注意すれば逆ギレして暴言を吐き、時には物を投げつけることも。すべて遺書に記されていて、いつの間に準備していたのか証拠となる書類や映像なども残されていました。
「お前は家を出るときにも母さんと大喧嘩をしたんだってな。母さんがいきなり倒れたのは今までの心労のせいかも……。とにかくお前には一銭も相続されないから」
それから私は二度と妹に会いませんでした。借金返済に追われているようですが、連絡すらしていません。母が残してくれた財産は、これから有意義に使っていくつもりです。
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母の葬儀に駆けつける妹……と思いきや、とんでもない人物でした。当てにしていた遺産を相続できず、自業自得の日々を送っているようです。生前にしっかり相続人の排除の手続きをしていた母には脱帽ですね。








