2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。
エェコさんのお父さんは脳の病気で倒れ、リハビリ院に入院。記憶力低下が顕著で預金も資産もない状態だったので、生活保護を申請して支給金を受けることに。
介護施設に入所後、医師からもう回復は望めないと言われ、要介護度は4に。続けて「自然な最期を施設で迎える」形で良いかと確認され、エェコさんは電話口で震撼。しかし脳裏に浮かんだのは、「自然に死なせて」というお父さんの言葉でした。新型コロナ対策で面会謝絶が続く中、お父さんは食事もとれておらず、「覚悟が必要」とのこと。一方、念のため葬儀のことも調べたところ、最低40万円~が必要と判明し、泣く泣く直葬(宗教儀式はせず、親戚や知人の弔問も受けない火葬のみの葬儀)の9万円に決定。残っているお父さんの年金で払うことにし、市町村の援護課に手配を依頼したのでした。最後かもしれない面会前夜は眠れなかったエェコさん。施設では、防護服着用で15分のみ入室を許可されたのです。3カ月ぶりのお父さんはさらに痩せて起き上がれず、ゼリー状の水をやっと2口という容態。にもかかわらず、「大丈夫か、ここの金は……」とボソリ。以前には「心配なら貯金しておいて」とイライラさせられたあの言葉が、今は愛おしく涙が止まりませんでした。
もうこれで…
「大丈夫、みんな私がやっているから」「そうか、お前に任せていたら安心だ……」。これがエェコさんとお父さんとの最後の会話となりました。退室時にも、「また来るからね」としか声をかけられなかったエェコさん。その約束が守られることはない、とわかっていたのです。











