その後…
「待ってよ、謝るから置いていかないで!」
そう叫んだ長女でしたが、「金持ちの優良物件」などと言われて誰が家族になりたいと思うでしょうか……。
こうして、私と次女のみ、夫の邸宅へ無事引っ越しを完了。その後彼は、次女と養子縁組もしてくれました。一方、長女にはこれまで住んでいた家を残したので、親としての責任は果たしたと思います。
最後まで分かり合えずに決別してしまったのは心残りではありますが、今に至るまで長女がひとり立ちできなかったのは、甘やかしてしまった私の責任でもあります。これを機に大人として一人前になり、それこそ自分の家庭を持てれば成長できるのでは、と陰ながら見守るつもりです。
この再婚が、それぞれの新たな人生の出発点になると信じています。
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成人してからも母親にひどい態度を取る長女。おまけに再婚相手が取締役だと知って態度を一変させるとは……。再婚を祝福し、背中を押してくれた次女のように、母親の幸せを素直に喜べる人でありたいですね。








