嫉妬で暴走?
それからさらに数カ月後。私たちの旅館のサクセスストーリーがSNSで話題になりました。取材依頼が来たときも義母は自分が主役だと思い込み、宝石をジャラジャラつけてアピールしたのです。しかし、採用されたのは私の控えめなコメントでした。
これを知った義母は激怒!「なんで私よりも地味な嫁のほうが目立っているのよ! 女将は私!」
そして、その日を境に私への嫌がらせを始めたのです。
まかない料理の私の分にだけ唐辛子をたっぷりかけたり、お茶をぶっかけてきたり、廊下にバナナの皮を捨てて置いたり……。ひと昔前の小学生のような低レベルの行動が続き、さすがの私もぐったりでした。
衝撃の追放命令
ある日、取引先回りの仕事を終えて旅館に帰ると、鍵が変えられていました。そして義母が言い放ったのです。
「もうアンタはいらない、出ていってちょうだい」
中でそれを聞いた夫は、きぜんと言い放ちました。「それなら俺も出ていく。母さんとは縁を切るよ」
息子の言葉に仰天した様子の義母でしたが、夫はすでに荷物をまとめていました。ここ最近の義母の言動に愛想を尽かしていたのです。
「旅館のことは父さんに申し訳ないけれど……。若女将のことを大事にしていた父さんなら、きっとわかってくれる」
義母はキンキン声で怒鳴りました。「もういいわ、こっちこそ、あんたみたいな息子も嫁もいらないんだから!」
こうして夫と私は旅館を出ていくことになりました。








