
私は現在36歳。夫と6歳の息子と暮らす専業主婦です。今度、大好きな妹が結婚することになり、私たちは皆大喜び。ところがそのお相手がとんでもない人だったのです。
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妹の婚約者だけど…
妹の婚約者と初めて顔を合わせた日。なごやかな雰囲気で、家族紹介が始まりました。
「こちらが私の父と母。2人のことは知っているわよね。そしてこちらが姉とその息子。まだ6歳なのに受験勉強を頑張っているかわいいおいっ子よ。ちなみにお義兄さんは出張中です」
私たちの父は、実はとある企業の社長。母も妹もそこで役員を務めています。家族の中で大学へ進学しなかったのは私だけ。当時やりたいことがあったから高卒でその道を極めるべく修行に出たのですが……。今は専業主婦をしていることもあり、私は妹の婚約者にどんな印象を持たれるのか、少し気になっていたのです。
「初めまして」と父と母に丁寧にお辞儀をし、あいさつをした婚約者。しかし、その後彼は私を完全に無視し、目を合わせようともせずに妹のほうを振り向いて、別の話題をスタート。それからは私が話しかけても、周囲が気付かない程度にそれとなくスルーです。父母も妹もわかっているのかいないのか、ともかく表面上は穏やかな歓談の場を終わらせたのですが……。
結婚式に来るな!?
しばらくして、妹からランチに誘われた私。婚約者も同席し、大事な話があるというのです。
「お義姉さんには、親族代表のあいさつをお願いしようと思いまして……」と、初めは殊勝なことを言っていた婚約者。しかし妹が席を外した瞬間に、彼の表情が変わりました。
「あんたは俺たちの結婚式には来ないでほしい。高卒女が、俺の結婚式にいるなんてありえないんだよ! 俺は婿入りしたら、次期社長になるんだからな。あんたは父親の会社に興味ないんだろ。じゃなきゃ高卒で専業主婦とか、親の恥だっつーの」と言いだしました。
私はあきれてものも言えません。化粧室から戻った妹は、さきほどの式次第の説明を再開。婚約者の本性に気付いていない様子です。どうしていいかわからなかった私は、ひとまずその場は何も聞かなかったことにしてやり過ごしました。








