
接客の現場で働いていると、時に理不尽な要求や過度な好意に直面することも……。薬の数を難癖につけて無料を要求する患者、レジ対応に執着する初老の男性客、電話越しの声に過剰な好意を寄せる男性客。今回は実際に起きた3つの困惑体験を紹介します。
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患者からクレームが!その狙いは…

私が働く病院で、外来の診察を終えた患者さんにお薬を渡したときの話です。ある患者さんから、「先日もらった薬の数が間違っていた」とのクレームがありました。その患者さんが「上司を呼んで来い! 病院長を呼んで来い!」と騒ぎ始めたので、警備員を呼ぶことになりました。
手を上げたら即、警察を呼ぶところでしたが、周りが騒然となっていることに患者さんが気付き、その後はすごすご帰って行きました。この患者さんはお薬の渡し口で大声を出せば無料で薬がもらえると思ってクレームをつけていました。残念ながら、このような人は少なからずいるのです。
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繰り返し同じようなことで薬剤を要求してくる患者さんには、調剤後の写真を撮るなどして証拠を残しておき、クレームがあったときに提示できるようにしておくようにしたいと思いました。
著者:50代女性・会社員
イラスト/エェコ
初老客からの一方的に好意に困惑

私は、書店で品出しやレジのパートをしています。初老の男性客がいるのですが、お釣りを渡す際に手を握られ、ちょっと気持ち悪いなと思っていました。
ある日、休憩のため交代の時間になり、男性客の直前でレジ係を交代すると、男性客は「待て、逃げるな!」と怒鳴ってきました。「どこへ行く! 俺はお前からしか買わないと決めている!」と怒鳴り散らしてきたのです。
静かな書店に男性客の声が響き渡り、スタッフが駆けつけてきてくれました。その男性客を出禁にしてもらい、今は平和に働いています。
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ちょっとした違和感(異性のお客さまの応対に困っているなど)があれば、ひとりで抱え込まず、周りに相談しておくべきだったと思いました。今回は実害はありませんでしたが、一方的に好意を寄せられている可能性もあります。そういう人たちは、こちらが何もしていなくても勝手に勘違いしてしまうものだと痛感した出来事でした。
著者:30代女性/パート
イラスト/ゆる山まげよ








