予期せぬ展開が!
こうして、大手の取引先だった旅館との契約がなくなったのですが……。和菓子店の売り上げは、なんと落ちるどころか急増するという展開が起きたのです。
その裏には、全国区で知られている別の老舗旅館という新しい取引先の存在がありました。
実は兄の部下は、この老舗旅館の社長の息子だったのです。和菓子好きの彼は、兄のお店の大ファンになり、実際に入社するまでに。そして、「父さんの旅館でわが社の和菓子を扱ってもらいたい!」と実父に直談判していたのだとか。
一方で、兄の店との契約を切った例の旅館では、和菓子がまずくなったと評判がガタ落ち。加えて、新社長自身の経営力も低く人望もなかったため、すぐにつぶれてしまったそうです。
兄の和菓子屋は、SNSの口コミなどで有名店に成長。今では毎日バリバリと働いていて、妹としてもうれしい限りです。
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取引先とのやりとりは難しいものがありますよね。自社と相手の会社、どちらにも利益を出すためにはお互いの協力が不可欠。取引先を「下請け」と見下していては良い関係は築けないということですね。








