絶望の中、猫が出産
あまりにも絶望的な医師のひと言で家の中は落胆の空気でいっぱいになりました。いろいろな心配や不安がせきを切ったようにあふれる中、以前から出産を控えていた三毛猫がいよいよ産気づき始めました。
出産の様子が落ちついた後に家族がお産箱の中を見てみると、子猫の中の1匹が明らかにおかしい様子であることに気が付きました。まるで両目は小豆のようで、両前足がなえた状態の子猫がいたのです。家族の懸命な介抱のかいもなく、その子猫は生後2日ほどで亡くなってしまいました。
時期を同じくして、祖父はみるみると回復していき、なんと心配されていた後遺症も何一つ現れませんでした。祖父の担当医からは「奇跡的だ」とも言われました。
このとき家族は、医師が予告した祖父の症状と、子猫の状態があまりにも一致していることに気付きました。「目が見えなくなるか、手が不自由になるか」という医師から告げられた言葉と、「両目が小豆のようで、両前足がなえた状態で生まれ、死んでしまった子猫」のことを何度も交互に繰り返しては思い返し、子猫が身代わりになってくれたと感じ、祈りを捧げたと聞いています。
その後の祖父は私の知っている通り、晩年まで元気に過ごし天寿を全うしました。
まとめ
昔から猫に関する言い伝えは「猫は九つの命を持つ」「猫を殺せば七代たたる」などミステリアスなものが多いように思います。
決して「見返りを望む」という意味合いではありませんが、人にも動物にも思いやりややさしさを持ち、少なくても恨みを買うようなことは絶対にせず、日々過ごしていこうと改めて思いました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/菊池大和先生(医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長・院長)
地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。
著者:磯辺みなほ/30代女性。ゲーマー。発達障害持ちの夫と2人暮らし。大変なことも多い中、それ以上にネタと笑顔にあふれる毎日を送っている
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年2月)
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