
K君は息子が小学生のとき仲良くしていた友人の1人です。足が速く、勉強もできて、おまけに女の子のようにきれいな顔立ち。K君ママは目に入れても痛くない様子でした。
ところがこのママ、K君への干渉が度を越していて、今で言う典型的な「ヘリコプターペアレント」。お受験に乗り気ではないK君の気持ちを無視して、中学受験をさせました。なんでも、将来は国内最大手の広告代理店にK君を入社させ、広告マンにするのが夢だと周囲に触れ回っていたそうです。
しかし、本人が乗り気でない受験はうまくいくはずがありません。K君ママは偏差値70を超える県内の御三家を筆頭に、県内トップクラスの中学を受けられるだけ受けさせましたが、結局合格できたのは「第6希望だった」という私立大学の付属中学校だけでした。
とはいえ、偏差値60を超える立派な学校。周りのママ友たちは「すごいね、頑張ったね」とK君親子をねぎらうものの、不本意なK君ママは「このままエスカレーターで大学まで行かせない。Kには大学受験をさせて、もっといい大学に絶対入らせる!」と鼻息荒く訴えていたそうです。








